最近Pixel 11が発売となりました。昨今の情勢から仕方ないのですけれど、やはり高くはなっています。ただ為替を見ると、日本は少し優遇されているようです。
Pixel 11で日本優遇が復活。Googleが最重要市場と位置付け、円安でも価格を抑える|携帯総合研究所
それでもPixel 7の狂乱の旨味を知ってしまった民からすれば「高い!」なのですけれど、これはさすがにPixel 7が異常だったのでまぁ。
スペックなどなど検討しつつ、手元のPixel 7と比べてまいります。なんだかんだでこれ毎回やってるな。そろそろPixel 7のサポート期限となる2027年が近づいているので、真面目に検討もしていたりはします。一応。
お値段を見る
定価
なにはなくともお値段。税込みで
- 256GB: 136,800円
- 512GB: 156,800円
前モデルが128,900円なので、値上げといえば値上げですが、ストレージが128GBから256GBに増量されているので、多くのストレージを必要としている人ならば一応値下げになります。不要な人ならいらないストレージに金払う格好になります。ただAIのために大容量モデルをDLさせたいとかいう意図があるのかもしれないので予断を許しません。
なお今までの歴代価格は以下 by AI。
| モデル | 発売年月 | 最小ストレージ / RAM | 発売時直販価格(税込) |
| Google Pixel 7 | 2022年10月 | 128GB / 8GB | 82,500円 |
| Google Pixel 8 | 2023年10月 | 128GB / 8GB | 112,900円 |
| Google Pixel 9 | 2024年8月 | 128GB / 12GB | 128,900円 |
| Google Pixel 10 | 2025年8月 | 128GB / 12GB | 128,900円 |
昨今のメモリ狂乱を経てこれなので、相対的に頑張っている、と言えると思います。
ストアクレジットと下取り価格の罠
ただPixelについては、ここに「発売当時の下取り価格とポイントの大盤振る舞い」まで含めないと見誤るんですよね。今回は下取り10,000円増額、ストアクレジットは37,900ポイントのようです(Pro以上は49,900ポイント)。
比べてはいけませんが、当たり前ですがPixel 7のときの狂乱には遠いですね。Pixel 7は10%OFFクーポンが様々なルートで乱発、下取り価格はPixel 4が61,500円という異常値、さらに21,000ポイントのストアクレジットが付きました。つまり人によっては買うと黒字とまで言われた、狂気のiPhone絶対殺すキャンペーンが実施されていたわけです。まぁさすがにこれが基準になったらモバイル業界は破壊され尽くしますので、いっときだけのお祭り騒ぎでした。
この後は下取り価格はやや太っ腹ながらも適正に近づいていき、一方ストアクレジットは増量されます。
ストアクレジットはめちゃくちゃ使い道が限定されるので、本当に注意が必要です。ストアクレジットを現金扱いして実質xx円という記事が多すぎますが、非常にGoogle寄りで、メディアとして中立的ではないと思います。Pixel 8がストアクレジット30,000ポイント、Pixel 9が32,100、Pixel 10が24,200だったようで、まぁPixel Watchの新シリーズも一緒にほしかった人とかなら、割安になると思います(というかそうでもないと使い道のなさで途方に暮れます。暮れました。)。
ちなみに下取り価格は1万円増額らしいのですが、それでもPixel 7の下取り価格は19,345円でした。

中古ショップの販売相場が35,000円くらいだったので、メルカリのほうが高く売れそうですが、まぁ手間暇とのトレードオフですね。
スペックを見る
スペックは以下。
- SoC: Tensor G6
- セキュリティチップ: Titan M3
- 耐量子暗号らしいがバンピーはスルーでOK
- ディスプレイ: 6.3インチ OLED (1080x2424, 60-120Hz)
- RAM: 12GB
- SSD: 256GB/512GB
- バッテリー: 4,985mAh
- サイズ: 72x152.8x8.6mm, 197g
- 7年間のOSセキュリティアップデート(2033年まで)
Titan M3の耐量子暗号が目を引きますが、一般人的には影響なしですね。ただまぁ海の向こうではなんだか業界に寄っては法的な要件に入りはじめているそうな。「What is CNSA 2.0? | Entrust」によるとなんか2030年までに防衛とかでは耐量子暗号が必須なんだって。はえー。まぁリスクとしては過去の通信記録まで含めて復号されてしまうからというのがあるんだろうけれど、実態として機能するのか謎です。まぁチェックリストに入っているということで、Google的には無視できんのでしょうね。まぁでも我々小市民が気にすることではないのです。
それよりもRAM・SSDですが、これは高騰を考えると、正直頑張っているんだろうなぁと思います。ま、そんなに頑張る必要があるのもAIブームのせいだし、スペック落とせないのもAIブームのせいなので、マッチポンプみたいな感じもしますが…。「【解説】Googleが「Pixel 11」を正式発表、Geminiが配車や買い物をアプリ上で代行 | 財経新聞」とのことですが、配車や買い物をAIにやってほしい人類っているんですかね。クラウドファーストを強力に進めてきたAndroid端末、AIするためのデータがそもそもないのであった。
なんでまぁ、結局見るところはSoCになるでしょうか。G5より諸悪の根源扱いだったSamsungからTSMCになりましたけれど、実際の評判としてどうなんでしょうね。何しろ実機を持ってないのでなんとも言えんですね。一般的には、熱問題などは改善されたけれどゲームは相変わらず微妙みたいな評価でしょうか。今回2nmになりましたが、あんまり変わらないだろうなぁ。
使ってないのでなんともですが、個人的にはG2も別に不満なかったりする程度の使い方なので、気にならないでしょう。ゲームはほとんどしなくて、ユーティリティツールを使うばかりです。で、そういう使い方だとPixel 7はほとんど何も問題になりません。
サブスマホでPOCO F7を持っており、これはスペックではPixel 7を圧倒しているのですが、実際の使い勝手はPixel 7のほうが良いです。POCO F7はアプリのロードや文字入力の初動などに引っかかりを感じることがありますが、Pixel 7にはそれがありません。
なのでまぁ、Pixel 10以降さらに改善されているものと思いますが、私の使い方がユーティリティ寄り過ぎてあまり一般の参考にならないかもしれません。
まぁでも256GBで最新スマホだったらゲームやりたくなるかもしれないので、いざ使ってみると「最新の3Dゲームがスムーズじゃない!」とかは思ってしまう…のかなぁ。スペック追い求めるなら中華スマホになるように思います。でもそれだったらそもそもスマホじゃなくてゲーミングPCかグラボ買ってくださいって思ってしまう。高くなったとはいえ10万あったらさすがにまぁ動くグラボが買えますよ。PCを買おう!
で、Pixel 11買うんか?
なんの話でしたっけ。ああそうPixel 11。まぁなんだ、Pixel 7から買い替えるか?というのが僕の命題になるんですけれど。
ま……いらないか。というか、10万円超える時点で射程外なんです。10万円あったらジャンクPC10台買います(狂人)。じゃあなんだったんだこの比較。や、もしかすると興奮するアプデがあるかなと思って…。
まぁサブスマホもありますし、正直2027年アプデ終わっても延々と使い続ける気しかしません。意識低いと言われるかもですが、しかし現実的にお金は無限にあるわけではありません。使えるものを使い続けること以上のエコはないしむしろ意識高い( ・`д・´)
現状もAndroidはアプデが実質終わった端末大量にあると思いますけれど、OSのバージョンが古いこと自体が直接的な原因で致命的な事態に陥った、という話はまず聞きませんしね。
他に気をつけることたくさんあると思います。端末を買い替えるより、各種サービスでMFAを有効にする、パスワードマネージャでパスワードを管理してパスワードを使い回さない、Web上でパスワードや暗証番号、クレカの入力を求められたら警戒する、怪しいサイトのよくわからん謎APKを落とさない、そういった泥臭い個人の対策のほうが重要です。
安全保障上の要人ではなく、またそのために賃金も限られている市民は、通説に踊らされず賢く生きていきましょうや。
<関連記事>



コメント