今年も憂鬱な確定申告の季節がやってきました。なんだかんだでまた例によってぎりぎりまでためるんだろうなぁと思います。
確定申告とは面倒くさいようですが、これは必要なことです。お上が勝手に年貢を決めるのではなく、市民が自分の計算でもって支払うべき額を出す勝ち取った権利が確定申告なのだ、ということを、なにかの本の前書きで読み、なるほどと思いました。
問題は、税金の計算が過度に複雑なことでしょうね。160万円の壁についても細かく刻まれており、160万円の控除が使える人はあまりいないでしょう。また住民税と保険は放置であるので、160万円まで大丈夫なんだと思って働いた人が、2026年6月に住民税の徴収を受けて「ふぁっ!?」となるのではないでしょうか。
一番エグイ保険料のほうはなんか運用のほうで(一時的な130万オーバーならOKとか)なんとかする流れもあるのかなぁ。ややこしすぎて意味不明ですね。しかし住民税は本人に通知されるはずですから、わかってなかった人は本当にビックリするのではないでしょうかねぇ。
株式をやっている人はだいたい特定口座で手続き不要でしょうか。私は自分で計算したいので、一般口座でやっていますが、まぁ少数派でしょうね。特に国保の人だと一般口座はデメリットしかない。国保では一般口座の利益は保険料の計算に使われるが、特定口座で申告しなければ加算されないという謎ルールがあります。これは本当に意味不明なんですが、知らない人には何を言っているのかまず意味不明でしょう。意味不明だということが伝わればいいです。日本の税制はクソです。
事業主はこれに加えて消費税の計算とかいう何も生み出さないゴミがあります。消費税は自分が払っているという認識の人が多いかもしれませんが、手続き上は間接税で、事業主が納めています。その計算が本当に死ぬほどメンドクサイし難しい。難しすぎて、東京都の役人も理解できず脱税していました。
東京都が特別会計で消費税納付漏れ20年超、「申告・納付義務なし」と勘違い…国税局指摘 : 読売新聞
役人もわからない税制、それが消費税。
この複雑な税制は、いろいろな力学が働いた結果ではあるのですが、端的に言って国民が舐められていると思います。国民からこんなクソみたいなルールやめろ、という強い抗議の声があり、それが選挙に響くとなれば、こんなことにはなりません。それがないので、見た目だけ178万円の壁撤廃!などといいながらその内実は骨抜き、みたいな舐めたことをされてしまうわけです。
私としては、一人でも多くの人にまず自分がいくらの税金保険料を払っているのか計算してほしい、と切に願っています。話はそれからです。計算の際は、年金保険料は納めている額と同じだけ事業主経由で払わされている、つまり実は2倍払っていることをお忘れなく…。
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