Linuxデスクトップ環境を導入したものの、あまり使っていない

この前Windows 11の入ったラップトップにLinux(ディストリビューションはPop!_OS 22.04)を入れた。デスクトップ環境としてLinuxを入れるのは真面目に10年以上久しぶりだと思う。

業務条必要なソフトウェアを導入し、とりあえずコンパイルができることを確認してから、結局あまりいじっていない。まぁ、Linuxでやりたいことも特にないんだよなぁ。どちらかというと。必要に応じて切り替えられるまっさらな環境を無料で導入できることに価値がある、という感じ。

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キーボードの呪いあるいは祝福

そもそもPop!_OS 22.04を導入したのは、NVIDIAドライバを当てるのに定評があったからなのだが、実際のところその後特に何もしていない。というよりまず、基本的な日本語環境を整えるのに四苦八苦している。

まぁこれについては、僕がEmacsキーバインドの呪いを受けており、かつUS配列派であるにも関わらず、安かったという理由でJIS配列のキーボードを使っているので、自業自得感は否めない。とりあえずJIS配列をUS配列っぽく使うことは、LLMと喧嘩しながらなんとかできそうな感じになっている。出来ればEmacsキーバインド(左CtrlキーをEmacs風に使い、右Ctrlキーを通常のショートカットキーに割り当てる)までやりたいが、果たして……。

このキーボード問題は地味に僕をWindows or Macに縛り付けているもので、タブレットはもちろんChromebookも使えなかったのは、突き詰めると「キーボード設定カスタマイズさせろやおらぁ!」ということかもしれない。しかしこれは案外本質的とも思えていて、つまりキーボードの様な根本のところを自由にさせる環境があるのかどうか、はコンピュータを生業にする者にとって重要なことなのではなかろうか

一応Linuxはその自由があるはずなので、頑張ればできるはずとは思うものの、まぁ頑張ったところで、今やっていること以上のことができるようになるわけでもないので、あまり気乗りがしていない、という状況である。

モチベが沸かない

それでもまぁ、元々MSとAppleに縛られるのも嫌だなぁと思ってLinuxを使い始めたので、今後のことを考えてあえて積極的に利用する、ということも考えられるのだけれど、いざ使おうとして色々調べていると、なんだかなぁという気持ちになっている。

特にX11からWaylandへの移行については、ちょっと調べているだけでも、なんとなく嫌な感覚が働いている。MacのAppleSilicon対応におけるSW環境の激変のようなものであれば、まぁ仕方ないと思えるが、そういう事情があるわけでもないのに、なぜわざわざデスクトップ環境を刷新したいのかはよくわからない。もちろんその正当化の理由は死ぬほどあるだろうが(LLMに聞けば滝のように流れてくる)、とりあえず僕のモチベは沸いてこない。

こういう状況なので、業務上必要な環境を整える以外にやりたいことがなく、これではちっとも捗らないのはまぁそうだろう。

いじる気持ちはあれど

それでも、まっさらな環境があるというのは良いことなので、インストールしたことはまぁ悪くないことだと思う。迂闊なこととか起きづらいし。最近MSがまた悪くなっている感じもするので、使える選択肢は多いに越したことはない。

なので、一応これから少しずついじっていこうという気持ちはある。気持ちはあるが、それにしても、何か一つくらいは、「これができたら楽しい」と思えることがないと、どうにも意欲がわいてこないのも事実だ。なんかないかなぁ。

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