パスキーハラスメント

僕は楽天モバイルと日本通信のSIMを利用しており、これらはそれぞれアプリがあって通信量の確認ができるのだけれど、僕はWebブラウザを使って確認している。理由は、両方ともアプリがまずクソ遅いのが一つ。待ってる間にブラウザ開ける。さらに楽天モバイルについては、そのおっそいアプリ起動のあと、満を持して最初に登場するのがかけ放題の宣伝で、永遠にスキップボタンを押させられる特別待遇のためだ。

イオンのお買い物アプリもそうだが、アプリ起動するたびに喜んで広告を見せるの、ああこの会社のお偉いさんはこのアプリ使ってないんだなってよくわかるよ。しかも起動遅いし、っていうか広告DLしてるの一因だろ絶対。顧客のやりたいことよりも、企業のやりたいことを優先する企業姿勢が、端的に煮詰まっているね。

まぁそれはいいんだけど、よくないんだけど、楽天モバイルの通信量をWebで確認するのも、毎度嫌がらせのようなログインを求められるので、これはこれで面倒だ。パスワードマネージャのBitwardenを使っていて、自動入力をさせているのだけれど、PCではまず問題ないが、スマホだとパスワードマネージャとブラウザの連携がうまくいかないこともある。そういうときはいちいちパスワードマネージャを起動してコピーしたりする羽目になる。

OS標準、ブラウザ標準のパスワードマネージャならこういうトラブルは減るんだけれど、そんなことしたらロックインされるので、僕は好まない。実際、そうやって言われるまま複数のパスワードマネージャを使わされて、「このパスワードを保存したのはどのアプリだっけ?」ってなってる人類世界中にいるんじゃない。僕はそれが嫌なのだ。

で、最近鬱陶しいのは、パスワード入力すると「安全のためにパスキーを設定して云々」という画面を挟んでくることだ。このパスキーというやつは理論上は確かにセキュアなのだが、その運用についてはクソゴミもいいところで、しばしばトラブルの原因になる。

特に僕はパスキーもBitwardenで保存するのだが、これはPCなら問題ことが多いのだけれど、スマホではまずうまくいかない。それで結局一時的にパスキーの解除をして…とかするハメになる。そこまで頑張ってパスキー使うと、何が出来ると思う?ログインできるんだぜ

なので僕はパスキーについては基本的に抵抗するのだが、あまりにも嫌がらせが酷いと屈しざるを得ないときもある。楽天証券がそれで、パスキーをしないと毎回チンパンジーの知能テストみたいな絵合わせをメール経由でやらされて、しかも制限時間がいやにシビアだから、メール同期がすぐにできないとそれだけでやりなおしになったりする。あまりにも不便だから仕方なくパスキーを導入した。

まぁ楽天証券の嫌がらせレベルは天下一品で、端末はもちろんブラウザを変えただけでも毎回電話認証を強制するという、三木谷絶対使ってないだろこれっていう仕様だから、どうせ決まった端末、決まったブラウザを強制される人生なので、パスキー使ってもいいんだけどさ。まぁこれというのも楽天証券でフィッシング詐欺に引っかかった間抜けがいるからだと思うんだけど、なんでそういう間抜けのために僕が苦労しないといけないんだ。どうせそのうち居酒屋にスマホ置き忘れてPINコード1111を突破されすべてを奪われるよ阿呆くさ。

っつか実際そうやって締め上げた結果、スマホが実質的なハードウェアキーになってしまっていることで、別の問題が生じている。盗難・紛失リスクが格段に上がっているし、そもそもスマホが壊れないと思っているのか。だいたいパスキー強制みたいなことをしたがるところはサブ端末も認めないようなアプリが多いのもまた問題を深刻にしている。で、結局ブラウザ最強伝説に行き着く。まぁ最近はブラウザすら許さず自社アプリで広告見せ放題みたいなところも多いけど。

結局のところ、責任のたらい回しとセキュリティを名目にした囲い込みの地獄のマリアージュなのだけれど、理論的な安全など現実という妖怪の前では塵芥も同然ということだね。完全に利用されてますわ。

セキュリティの正しさを名目にしてここまでやりたい放題できるなら、やはりここは返す刀でパスハラ直訴しかない。心の傷を受けてトラウマになりました、パスキーハラスメント、パスハラです。と思ったが政治的なんとかの序列において国内最弱属性たる独身中年男性の訴えはすべて棄却されるので、やはり一人シコシコと古びたPC片手にブラウザログインを意地でもやり続けるしかなさそうである。

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