エロ広告はそもそもクソどうでもいい問題

僕の見ているツイートかあるいは属性をXに学習されているのか知らないが、最近ずっとXでエロ広告規制の問題が出てきてウンザリしている。

この問題は国民民主党の暇人伊藤たかえ議員(参院愛知県)がエロ広告規制こと青少年インターネット環境整備法改正案なるクソどうでもいい法案を出してきたのが発端となっている。正式名称からわかるように、エロ広告がやり玉にあげられているが実際の範囲は広範とみられ、それが深刻な問題を引き起こしかねないことについてはネットでさんざん指摘されている。

これは論理的には表現の自由と対立するが(時々エロは表現の自由ではないと言い張る自由人もいるが…)、規制推進派の理屈としては子供の保護がその上にくる、ということになるだろう。とはいえ表現の自由を無視するわけにもいかないのか、間接的な規制でそこんところもなるべく外形的に誤魔化すぞという小細工もするようだ(お友達の見た目だけ第三者の民間をとおすとか)。まぁその小細工がまた金になるスキームがあるのだろうし、むしろそれが本丸だろうとまで、まことしやかに言われている。

実際のところ、国家の権力を無駄に増やす足がかりにしかならない悪法だと思うし、恐らくさらに先の規制を見据えたジャブなのではないか、とは思う。まぁその最初のジャブがいきなりストレートに近かったのでネットは大荒れになっているが……。

ただこれについて、本当にうんざりするのは、こんなクソどうでもいい問題は議論の価値すらないということだ

過当競争、受験、いじめ、人間関係に悩み自殺や自殺未遂も増えている今の子どもたちの悩みはエロ広告か?高騰する教育費、育児にかかる負担、子どもの進路、将来の不安を抱えた親の悩みはエロ広告か?仕事に追われ過重労働で病み子どもと親の板挟みで働く教師の悩みはエロ広告か?

こんなものそもそも誰も問題にしていない子どもにエロ広告を見せたくないなぁと親が思ったとしてそれはせいぜい家族会議で話す些末なトピックの一つで、議員バッジをつけた国民の代表が国会で話すことじゃない。だいたい品のない広告が出るサイトなんてだいたいどういうところか決まってるし、また技術的にもフィルタリングと広告ブロッカーで完全に対応可能だ。好きにしろよ。

こんな問題、クソどうでもいい

クソどうでもいいことをこれは実は深刻な問題で眉間にシワを寄せて言うんじゃないよ。そういうのは個人ブログでやるから。国会でやるな。個人ブログの雑記事を法案にするな。今日の新聞を開いてまず話すべきことがエロ広告だと本気で思うなら今すぐバッジを返上してくれ。

しかし議員が真面目な顔して法案にしてきたら、悪法をそのままとおすわけにもいかないから、みんなも何か言わざるを得ない。その言葉はどうしても表現の自由であったり権力の監視であったりといかめしい言葉になる。だが話していることはエロ広告。貴重なリソースが激論エロ広告24時に割かれていく。

そもそも大の大人が雁首揃えて議論することじゃねぇだろって、言いてぇなぁ。

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