Mac突然の値上げ、AIがPCを奪う

ついに来たか、という気持ちはないでもないが、値上げ幅が想定より大きくさすがにうぇってなった。

「Mac」「iPad」突然の一斉値上げ MacBook Airは18万4800円→22万4800円からに - ITmedia NEWS

MacBook Neoが整備済みにきたらポチろうかなーとか内心思っていたのだけれどこれも2万の値上げでもう世界はおしまいです。真面目に今持っているMacが最後のMacになってしまうかもしれない。ただPC業界自体が燃え上がるAIブームの前に風前の灯である。むしろAppleはよく耐えたほうで、帝王Appleですら白旗あげざるを得なかったというのが実際だろう。DellやHPは秒であげてたからね…。

iPhoneはまだギリギリ粘っているようだが、これも最後かもしれないね。

これは断言できるけれど、ユーザはSiri AIよりもApple IntelligenceよりもCopilotよりも、今までの値札でよりハイスペックのPCを求めていたと思う。でも実際は、今までよりも高い値札で低いスペックになりつつある。

これはAIがPCのリソースを奪っているといえる。ここはかなり直接的な関係だからわかるだろう。AIに必要なメモリ需要で工場が圧迫されて、僕らが使うPCやスマホのメモリが後回しにされているわけだ。ついに8GBメモリのPCまで復活する始末。

ノートPCに8GBのRAMが復活、部品不足の中メーカーは手頃な価格のノートPCを提供するためにメモリ容量を削減している - GIGAZINE

ちょっと前までAI PC!とか言ってたけど、これでどうやってAIするんだ?正解はAIしない。する必要もない。

そんなことはメーカもわかっていたはずだが、AIというマジックワードをつければ高いPCを売りつけられるぞ!という算段だったと思われる。まさかそのAIに必要なパーツを食われて、高い原価で低い性能のPCを売らなくてはいけなくなるハメになるとは思わなかったのだろう。まぁ、メモリの高騰は昨年末急にきたからね。

この構図はあちこちで見られていて、より広範で見れば、SamsungとSKハイニックスの賞与で韓国にインフレ危機、と真面目に韓国銀行が警告を出しており、これは半導体業界という一部に全体のリソースが偏り過ぎていることを示している。アメリカの刷ったドルで人的資源と物質的資源をAIにツッコミまくった結果、一国の経済すら揺るがしている。その結果生まれたものが、ホリエモンのクソ動画であったり娘に現行犯逮捕される父親であったりするのが現在なので、全体としては豊かになっていない。

まぁ世界のメインシナリオでは、このあとAIがシンギュラリティでAGIですべての人間を救うことになっているので、それまでの辛抱だということなのかもしれないが、それを信じるにしても当面PCの低スペック化は止められないのだろう。なにしろ当のAIプラットフォーマーもサーバ運用には四苦八苦してますしおすし。

「Claude」で障害発生(復旧) - CNET Japan

AIはなんでもできる。サーバ運用を除いて。

まぁでも、基本に立ち返る機会だとも思う。リソースの制約が機能していれば、ユーザの計算資源と帯域幅を使ってなによりもまっさきに広告をダウンロードするなんて狂ったことを業界もしてこなかったのではないか。

資源は有限で、通信もタダではないという、当たり前のことに立ち返る時がきたんだろう。

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