AIで経理ソフトの自作を始める

先日freee会計を解約した。個人事業主のスタンダードプランでも年額26,000円かかるが、その価値があると思えなかったからだ。これならGoogleのAIプランのほうがよほど費用対効果が高い。というか、実際僕は昨年末の半額セールで14,500円で契約しているため、その後のAntgiravityの改悪に畜生という気分になりつつも、それでも自分の欲しいアプリを作るくらいのことはできるので続けている。

それで、Antigravityを使って会計ソフトの自作を始めた。適当に仕様とも言えない仕様を投げると、なんだか過去に作ったアプリで参考になりそうなのを見繕って、合わせて似たような感じで作り始めた。うちにあるAntigravity製アプリはほとんど似たようなUIとなっており、デザインにこだわりのある人からすると嫌かもしれない。しかし、僕といえばデザインなんてパラグラフと箇条書きがあればいいんじゃないのというこだわりのなさなので、特に不満がない。というか僕がつくるよりまともだと思う。

しばらくするとなんだかそれらしいものが出来上がった。

なんとなく入力したところではそれらしい感じがする。しかし、過去の経験からは、当たり前だが一発目はほとんどの機能が抜け落ちている。のみならず、データベース設計も意図しないテーブル設計やスキーマになっていたりするし、フロントエンドとの疎通もチグハグだったりする。なので、ここから2週間くらいかけて実際に使いながら改修を続けていくことになる。

Antigravityではいくつかのモデルが使えるが、この改修自体は、たいていの場合性能的に劣るGemini 3 Flashで問題ない。ブラックボックステストは注意深くやる必要があるし、要所要所で自分でデータベースを見て不整合がないかを確認したり、おかしなところがあれば任せっきりにせずこちらで原因を推測したり、どうにもならないと思ったらロールバックしたりなどは発生するものの、逆に言えばそれくらいで、存外ちゃんとやってくれる。

もちろん上位のGemini 3 ProやOpus 4.6を使えればだいぶ楽になるのだが、そういうわけにもいかない。Antigravityはここ1,2か月で凄まじく改悪されており、以前はProプランでも上位モデルを多く使えたが、今は少し使っただけで制限に達してしまう。

なので、一番最初の基盤づくりや、難しい改修だけをGemini 3 ProやOpus 4.6に任せ、それ以外はGemini 3 Flashを使う、という運用が必要になっている。

これは過去のユーザから不満タラタラで、まぁ僕も不満タラタラなんだが、とはいえ仕方のないことではあるんだろう。AIはあまりにもリソースを食いすぎている。投資のマネーが入っているから安くできているだけで、本当はもっと高いのだろう。まぁクソみたいな動画作ったりAGIを夢見た無謀な学習やめたらいいんじゃないのと思うけれど、便利なコードジェネレータでは投資額の正当化ができないのだろう。

構造的な行き詰まりを感じるものの、まぁガソリンの値段が高いと不満を言っても始まらない。無限のリソースはないという当たり前のことを思い出したい。昨今の危うい国際情勢を見ていると、将来はもっと高くなるかもしれない。いや、それどころか実際使えなくなるようなリスクも現実的だと思う。使える間に、やりたい開発をしよう。まぁ会計ソフト自体は来月までには自分が使う機能については問題なくできる予定ではあるし、さすがにそれまでには持つであろう。そのさきのことは知らない。世界がどうなろうととりあえず決算できればそれでよい。

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