最近、Geminiアプリのユーザが10億人を超えたというニュースがあった。
GeminiアプリのMAUが10億人を突破 Googleで14番目の大台到達製品に - ITmedia NEWS
まぁこれはGoogle公式アナウンスを垂れ流すだけの提灯記事で、実際のGoogleは焦っている。
Google、「Gemini」開発遅延で焦りか 共同創業者ブリン氏が“全力投球”促す - ITmedia AI+
確かに創業者の一人だが、ブリンに今更カリスマはない気がする…。
オチ担当となったGemini
実際にGeminiに金を払っているユーザであれば、Gemini 3.5 proが永遠に延期されていることも、GeminiがClaudeやCodexと比べてどう扱われているかも知っているだろう。既にSNSではオチ担当となっており、恐ろしく荘厳な竜に例えられるFableやGPT-5.6と比較して間抜けな顔をしたキッズアニメのドラゴン?で表現されたミームをよく見る。

このミーム、誰が始めたのかわからないがとてもよく見る。
FableとGPT-5.6 Sol最強決定戦、さらにルーキーのGrokの追い上げも見逃せない!と、みんなが盛り上がって比較データをのせながら、最後に「なおGeminiは競争から降りたようです」で締めるのは一つ定番の流れに成り果てている。
(多分)期間限定無料ランチ
そんな感じで巷ではボロカスに言われているGeminiだが、無料枠なら一番良いのは事実に思う。AIに課金してる額でマウントするSNS勢は世間的には少数派なのであって、冷静に考えて月20ドル、日本円で月額3000円からのサブスクというのは、普通の感覚では異常である。
もうみんな忘れてそうだが、GPT-3.5出始めの頃その値段設定は狂気のように思われたし、200ドルプランをOpenAIが出したときは完全に狂ったと思われた。
それが今や「人間だったらどんなクソコーダーでも70万円はする!」というそりゃそうかもしれないんだが身も蓋もない謎理論により、むしろ数万円程度、いや数十万円でも格安だ、え、そう思えない?もしかして……貧乏?みたいな煽り圧すらある感じだから、ここ3,4年で随分と変わったねぇ。
しかし世間の人は別にプログラマではないし、AIは単にコストなのであって、そこに金を払おうというモチベーションを持つ人は多くない。ただでさえインフレで生活が苦しくなっているのにさ。
なので、企業的には貯金を食い潰しているだけかもしれないが、無料枠が強いGeminiには一定の価値がある。
2位じゃダメなんですか
しかし、どうせ金を払うならChatGPTやClaudeでいいじゃないか、となる。それはぶっちゃけそう思う。正直Gemini年契約してなかったら確実に乗り換えている。僕はGemini AI Proプランで、Googleの出しているAIベースコーディングツールのAntigravityを使っているが、Antigravityで使えるモデルで一番有能なのは、GoogleのGemini 3.1 proではなく一世代前のClaude Opus 4.6と断言できる。
まぁOpusも4.7,4.8は別に評判よくない、というか4.8に至っては明確にデグレのような評価だったので、古い世代=悪いとも言えないのだが…。そもそも古いといってもOpus 4.6がでたのは半年前の2026年2月である。冷静に考えて半年前は古くない。もっといえば半年前はなんかまだGoogleが覇権みたいな雰囲気すらあった。と思う。たしか。
Gemini 3が出たのは2025年11月だが、その頃はマルチモーダルなど大いに評価され、今となっては信じられないが、YouTubeなんかでは「はい、ゲームセット。結局Google最強でした」みたいな動画が溢れかえっていたんだよ。
マジであの頃Geminiを覇権と断言していた人たちは今後AIに関して語る時「私はGemini 3を覇権扱いしていました」とテロップ入れてほしい。2025年12月のメモリ高騰したときは、100年前からメモリ高騰を見通してましたみたいな動画で溢れていたし、ほんといい加減だ。あんなもんを有難がって視聴するのもよくないと思う。
そして、それからせいぜい半年で、Geminiは間抜けなオチ担当になってしまった。
半年前は覇権だった
みんなちょっと生き急ぎ過ぎてるんじゃあないか。そりゃ確かに、Antigravityの中ですら、Opus 4.6のほうがGemini 3.1 proよりいいし、Gemini 3.5 proは永遠に延期しているし、Gemini 3.7 Flashは「ChatGPTよりはやーい!」かもしれないが精度は…だし、腐したくなるのもわかるが、それでも一応半年前は調子の良い連中に持て囃されていたことも事実だし、相応の性能はあった。
つまり半年前に出来た程度のことは今も出来る(コストはかかるようになったが…)のだし、では半年前にはなんにもできなかったのかといえばそんなことはなく、当時既にプログラミングはAIによって明確なパラダイムシフトがあった。つまり、まぁ確かに最高性能というわけにはいかないが、別にGoole AI Proでも全然使えるよ。少なくとも月1,200円で使えるならも契約更新してもいいと思うね。YouTube Premium Liteもついてるし。……まぁ、定価の2,900円/月なら更新しないだろうけどね。
この後どうなるかはわからないけれど
ま…今後どうなるかわからないけどね。Antigravityにしても、2025年12月の半額セールのあと、加速度的にナーフされていったことは事実なんだ。使えるトークンがどんどん狭められていった。
でも実際のところ、Googleですらそうなんだから、本当は各社今の高価格に見える価格でも相当無理してるんだと思うよ。ClaudeやOpenAIが新しいモデル出すのに及び腰なの、米政府を言い訳にしてるけど、本音では競争ちょっとストップしたいんじゃないかねぇ。なんか牛丼の安売り合戦みたいになってて業界全体が消耗している感ある。
そのほうがいいんじゃないかな…投資マネーが集中しすぎているんだけど、それはつまりリソースが集中するってことで、既にPCメモリがクソほど高くなってDellが真顔になったように、ほか産業のリソースを奪い始めているんだよね。このままじゃうまくいくもんもいかないから、落ち着けという気持ちはあるな。
まぁ話も長くなってきたのでまとめると、Google AI Pro別にオススメしないけど、無理に課金しなくても今ならまだ無料枠強いので引き続き使えばいいと思うし、しないと思うけどもしまた半額セールしていたら、検討してもいいと思う。
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