Gemini CLIがお亡くなり。AIの価格について

Gemini CLIがお亡くなりになった。

https://x.com/geminicli/status/2067702889837953512?s=20

GeminiはClaude CodeやCodexと比べると評判はよろしくなく、プログラマだと利用している人は少数派かもしれない。しかし僕はどケチなのでだいぶ前の半額セールで年額プランを購入してしまっており、そのためGeminiを使っていた。Gemini CLIも利用しており、このブログのアイキャッチ画像はGemini CLIで作成していた。

6/19でGemini CLIが終わることは予告されていることは知っていたものの、ここ一ヶ月かなりドタバタしており、対応する暇がないまま今に至り、現在アイキャッチ画像はないままだ。まぁなかったところでどうでもいいことではある。そもそも、記事をあまり書けていないし。なにもできていない。

しかしまぁ、高額なサブスクの割にカジュアルに色々と変えてくれる。いや、もう巷では月数万円程度でも高額とは見なされないかもしれない。AI以前は$20のサブスクなんてありえない!というのが一般的だったのに、ここ2,3年でずいぶんと変わったものだ。AIは金がかかる。

それでもなお、各社からすれば大盤振る舞いなのかもしれない。実際Geminiについても昨年末から毎月のように制限が強まっている。それでもなおGeminiはまだ他と比べるとトークンが使えるほうだ(多分Geminiの唯一のいいところだ)。

多分、現状の各社はだいぶ無理をしているのだろう。「IBMのCEOが「AIデータセンターへの設備投資を回収できる可能性はゼロ」と主張 - GIGAZINE」の記事では、AIは採算が合わない、ということについて下記のように書かれている。

クリシュナCEOは「この分野で汎用人工知能(AGI)を追い求める企業の電力使用量をまとめると、100ギガワット程度になるようです」と言及。1ギガワット当たりのコストが800億ドルなら、100ギガワットのコストは8兆ドル(約1200兆円)と単純計算できるため、「8兆ドルの設備投資には、利息を支払うだけで約8000億ドル(約12兆円)の利益が必要となります。それでは利益を得ることは不可能だと私は考えます」と語り、既存のAIデータセンターへの投資は採算が合わないと主張しました。

まぁ実際の数値がどうなるかはさておき、これは現状そうならざるを得ないのだろうと思う。AIはあまりにもエネルギーを食いすぎている。その莫大なエネルギーを供給できるアテがない。それどころか中東情勢の悪化などむしろエネルギーの総供給は減りそうだ。

一応SMRというのが現時点における現実的な延命策となるだろうが、果たしてどうなることやら。AI曰くSMRは一基あたり数十MW~300MWの出力らしい。これだと少なくとも100基以上必要な計算になる。小型とはいえ原発だ、一つでも事故れば終わりという点では大規模なものと変わらない。事故率が下がったとしても、直列に100も連なればむしろリスクは上がるのではなかろうか。

多分本来は、同軸ケーブルから光ファイバになったように、真空管からトランジスタになったように、AIの消費電力を劇的に下げるような素材レベルの開発が必要なのだろう。それらはまだ実験室レベルで実用の目処はたたないようだ。もう少し前の、社会がまだ今よりはまともだった頃ならば、無理せずにハードウェアが追いつくのを待てたかもしれないのだが、もう無理だろうなぁ。行き着くところまで行くしか無い。SMRの夢がある間は走り続けるのではないか。その先の核融合発電の夢を見ながら…。

まぁそういいつつ、本当にアメリカの金利が上がれば現実の前に吹っ飛ぶかもしれんのだけど。どうなるのか、数年以内には結論が出るんじゃないかなぁ…。

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