脱Gmailの道も一件から:1日1件アカウント変更

少し前にConoHaのアプリケーションサーバでメールサーバを契約し、独自ドメインのメールアドレスを取得した。存外勝手が良かったので、そのまま常用している。ただ毎月605円->年間7,260円というのはまぁまぁの出費なので、自宅サーバかVPSにしたい気はする。

今は脱Gmailを続けている。現実にはアカウントを終わらせること自体は厳しいと思うのだけれど、メールについては利用を少しずつ独自ドメインのメールに移している。

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@gmail.comに届くメルマガを減らしていく

脱Gmailは技術的には何も難しいことではなく、気合と根性と覚悟の世界になる。

具体的には、受信メールのうちgmail.com宛に届くものについて、その原因を一つ一つ潰していく感じだ。この作業は地味で泥臭く、また時間がかかる。したがって、この作業は年単位で向き合っていくものになる。

自分はルーティンとして「1日1個はGmail登録を独自ドメインメールアドレスに変更」をだいぶ長いこと繰り返している。おかげでgmail宛のメールアドレスは随分と減ってきた。というかみてみると、アカウントを取ったことすら忘れているものも多く、けっこうな数の退会手続きをした。

また、「このメルマガ正直ちゃんと読んだことねぇよ」みたいなのも多くあり、それらの配信停止もした。メルマガに配信停止の表示を差し込むのは法的義務がある(特電法と特商法によるらしい)ようなので、手続きへの誘導自体は確かにあるのだが、手続きの煩雑さはサービスによる。クリック一つで停止できるものもあれば、ログインを要求するもの、さらにそのログインにデバイスによる本人確認を要求するもの、さらに退会手続きが異様に煩雑でリンク先がマニュアルページと最低なものなど、人生いろいろメルマガも色々。

AIに整理できるか?

メールの整理は定期的にすべきことだなと思った。もしかするとそんなめんどくさいことはAIにおまかせ!みたいな方向に社会は持っていきたいのかもしれないが、自分が何に登録したのかは、多分自分自身が把握するべきことだ。

とはいえ、メールの履歴から登録しているメルマガの一覧とそれぞれの直近10件みたいなまとめは自動で作ってくれると助かるよなぁ、と思ったりはする。しかしそういうサービスは難しいだろう。理由はビジネスと権限、そしてなによりコストの問題になる。

まずビジネスの観点では、資本主義社会は1通でも多くのメルマガをぶっ飛ばしたいのであって、解除させたいのではない。解除のサポートをしてほしい企業はないし、かといってユーザもそれに金を払うかといえば微妙だ。

次に権限の観点で、さまざまなサーバでされているメールを整理する権限は、実はかなり強力で、クライアントと同然の権限、あるいはすべてのメールを閲覧する権限を与える必要がある。これは既存のいわゆるSaaS的なサービスではだいぶ厳しいだろう。

では既存のメールクライアントアプリの機能としては?これは技術的には筋が良い。現在そういう機能は聞かないが、方向性的にはあり。しかしここで問題になるのは、おそらくすべてのメールをLLMに食わせるコストになる。

APIをある程度使えばわかるが、LLMのコストは存外高い。かといってローカルLLMでやるにも、日本語認知ならやはり120Bとか70Bくらいのパラメータが欲しくなるし、そうするとそれなりのAI PCが必要になってしまう。まぁ僕はそういうことができるPCを持っているので、考えてみると暇つぶしに頑張ってみてもよかったかもしれない。

いつかは自宅サーバ?

書きながら、LLMにメールの整理をさせるのはけっこう良いなぁと思えてきた。自前のアカウントならメールの取得も割合楽にできるし、時間があったらやってみようか。

あと当面はConoHaのアプリケーションサーバを使っているものの、どうせ24時間サーバを動かしているので、自宅サーバにしたい気持ちもある。ただメールの受信となると安定性にまだ自信がない。まぁ2026年の目標かなぁ。

以下、ConoHaの話題でいつも貼るクーポン広告。過去3人くらい登録してくれた人がいる。

お友達紹介

こっから飛んで使い始めてもらったら1000円分のクーポンがもらえる(このとも ~友達紹介~|レンタルサーバーならConoHa)。そして定常的に使ったら僕に2000円分のクーポンが入る。クーポンが入るとなんか色々遊んで適当にレビューするかもしれない。

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