Lenovo Yoga Tab Plusは12.7インチの大型に入るAndroidタブレットだ。持っていたiPad Pro 12.9インチ第三世代(2018年のやつ)がいい加減つらくなってきたこともあり、新しい大型タブレットが欲しかったのだが、iPad Proは知っての通りバカ高い。なのでこの際Androidタブレット、俺たちの中華タブRoll over Trumpを物色していた。それでXiaomi Padよさそうだなぁでも結局iPlay 70かもねなんて記事を書いたのがもう3か月ほど前のことだ

そしてこの記事を書いてからしばらくして、しれっと念願の大型タブレットを入手した。
選ばれたのは、記事で一切触れていないLenovo Yoga Tab Plus 12.7インチでした。世の中そんなもんよ。でもこれが使って見て「iPadよりええやん」っていうところがあったんよね。
Lenovo Yoga Tab Plus 仕様
とりあえずスペックを見ていこう。ChatGptが40秒でまとめてくれました。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| OS | Android 14 |
| プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3(最大3.3GHz、8コア) |
| メモリ | 16GB LPDDR5X |
| ストレージ | 256GB UFS 4.0(microSDカード非対応) |
| ディスプレイ | 12.7インチ LTPS LCD、解像度2944×1840(3K)、リフレッシュレート最大144Hz、DCI-P3 100%、最大輝度900ニト、TÜV認証取得 |
| カメラ | 背面:13MP(メイン)+2MP(マクロ)、前面:13MP |
| バッテリー | 10,200mAh、最大11時間のYouTube再生、45W急速充電対応 |
| オーディオ | Harman Kardon製6スピーカー(4ウーファー+2ツイーター)、Dolby Atmos対応 |
| ペン入力 | Lenovo Tab Pen Pro(8192段階の筆圧感知、傾き検知、パームリジェクション対応)付属 |
| 接続端子 | USB Type-C(USB 3.2 Gen 1、DP-Out、充電、オーディオ対応)、3点Pogoピン(専用キーボード接続用) |
| 通信 | Wi-Fi 7(802.11be)、Bluetooth 5.4、GPS非対応 |
| 認証 | 指紋認証(電源ボタン一体型)、顔認証 |
| サイズ | 約291.0×188.3×6.7mm、重量:約640g |
| 防塵・防滴 | IP53準拠 |
| カラー | タイダルティール(日本国内モデル) |
| 付属品 | Lenovo Tab Pen Pro、Lenovo 2-in-1 Keyboard Pack(モデルにより異なる) |
| 価格 | 約89,980円(日本国内、2025年1月時点) |
個人的にポイントの部分を太字にした。
12.7インチ3Kディスプレイ + Snapdragon 8 Gen 3 + RAM 16GB + 256GBストレージ + ペン付き で 9万弱は素直に強い。これが楽天ストアでポイント加味すると8万くらいで買えたものだから、勢いでポチってしまった。microSD対応していたらよりよかったが(っていうかここまでモリモリで何故してないんだろう?)、256GBあるしまぁ。
使ってみるとさすがに快適であった。大型タブレットが欲しいひとならオススメできる。
ソシャゲをいくらでも同時プレイできる、そうProductivityモードならね
本デバイスについて、Xかどこかで口の悪い誰かに「貧者のiPad」と表現されているのを見た時は言い得て妙だと思った。実際まぁiPad Proのほうがベンチマーク以上に快適だと思う。まぁでもそれはお値段が倍違うことを思えばLenovo最高トランプ関税恐るるに足らずではなかろうか。
そして個人的に面白いと思ったのは、Lenovo機で独自にあるらしいProductivityモードだ。Productivityモードとはなんぞやというと、PC風にマルチウィンドウを実現するもので、複数のアプリを同時に起動することができる。以下のYouTube動画が参考になるだろう。
まぁ似たようなことはChromebookでも出来た気はするが、ChromebookはPCであるのに対しこちらはあくまでPC風のAndroidであるので、複数のAndroidアプリを使うという限りにおいては、安定性など考えると不安がなくてよいだろう。実際、多少挙動におかしなところがあったりすることはあるものの、全体的に問題なく使えている。
とはいえAndroidアプリを複数起動してProductivityに寄与するのかと思われるかもしれないが、これは人によるが僕の場合は断然寄与する。これによって、5つくらいのソシャゲを同時に起動してログボ同時ゲットという感動を得た。Snapdragon 8 Gen 3の威力で同時起動してももたつかない。おかげでまったく起動していなかったソシャゲも起動して溜まっていたプレゼントボックスを開けることができた。さらに、基本的にクソ重い画面遷移中に他のソシャゲを操作することによって、効率的に無駄時間を過ごすことが可能だ。
このように、非生産的をマルチタスクすることにより、非生産的行為の時間を圧縮することが可能というまさしくProductivityな便利機能である。なんか結局周回回数が増えただけで無駄にしている時間は減ってない気はする。
……。
……まぁでもなんか、実際ソシャゲのために複数端末買う人もいるらしいので、そういう人にとっては一台でたくさん同時プレイできるのはよいのではなかろうか。あとウィンドウの大きさを変えられるため、通常とは異なるアスペクト比にできるので、いつものデバイスだと見切れている部分を閲覧するなどの非常にマニアックな楽しみ方も可能だ。
正直この機能は買ってから気づいたもので、全然知られていないように思うのだが、割と面白いので、Androidタブレットを買う時にはLenovoの魅力の一つとして参考にされたい。


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