メモがてら、現在VPSで私がやっていることについてまとめます。2GB RAMでこれくらいできるんだな、という参考にもなるかとは思います。vCPUは3コア、SSDは100GB割り当てられています。
構成
書いてみて、Jitsi MeetとWebサイトしか置いてないことに気づきました。このサイトで紹介しているセルフホスト系アプリは、だいたい自宅サーバです。
これだけのアプリですが、そこそこ重いのが揃っているので、RAMはけっこうかつかつです。1GB RAMだと無理でしょうね。1.5GBくらい常に消費しているし、スワップも発生しています。
Cloudflare Tunnel
2つのCloudflareアカウントで管理されたドメインがあるため、なんかコンテナ経由とネイティブにインストールしたものの2種類あるというわけのわからんことになっています(^_^;)
普通はネイティブに入れるだけでいいと思います。
Jitsi Meet
Jitsi MeetはZoomとかビデオチャットアプリのオルタナティブですね。多人数のビデオチャットを無制限にできるので、これは非常に有用だと思います。VPSのおすすめ用途の一つです。3人くらいでちょくちょく使っていますが、安定性はそれなりですかね。なんかたまに挙動不審なことがあります。だいたいVPSを再起動するとなおります。初期設定はちょっと手こずるかもしれません。
まぁ最近はZoom使っちゃいけない令が出てチャットアプリ迷子になっている人もいるかと思いますが、そういう時にも自前でたてるという手段があるのは良いことです。仕事でも使えます。
ただインストール難度はそこそこあるので、サーバ初心者が最初に挑戦するやつではないなぁとも思います。コンテナを使った管理よりもネイティブのほうが良いと思います。
WordPressサイト3つ
AIにきくとそりゃちょっとキツイんじゃないの?と言われそうなのがWordPressのサイト3つを常駐させていることです。全然いけます。まぁアクセスが少ないからでもあります。悲しい。昔はもうちょっとよかったんですけどね。まぁでも昔のアクセス数でも全然捌けただろうな。
データベースは3サイトで共有しています。できれば分離したいですけど、さすがにMariaDB 3つは厳しいだろうなぁと思います。
また、外部公開は直接外に出すのではなく、Cloudflare Tunnelを利用しています。これは複数サイトの証明書管理がめっちゃだるいからです。昔Certbotを自動起動していたとき、なぜか一つのサイトだけ自動更新に毎回失敗して証明書が切れるという現象が起きて悩まされたりしていました……。
たまになんかのアプリをビルドする
時々試験目的で、アプリケーションをビルドしてテスト公開に使っていたりします。ただ前述のとおり既にRAMはカツカツで、この状態でビルドするとフツーに落ちるので、swapを2GBから6GBとか10GBに拡張してビルドを実行します。
VPSで向いてること: 安定した通信と高い可用性
私は10以上のアプリケーションをセルフホストで運用していますが、だいたい自宅サーバで運用しています。多くの場合、スペックが重要だからです。本当は全部自宅サーバでやりたい。
VPSに切り出しているのは、固定IP、セキュリティ、安定した通信基盤、可用性が求められるものに限っています。つまり不特定多数に向けたWebサービス(サイトを含む)ですね。まぁ一言で言えば安定したDMZって感じかと思います。
まぁ入り口さえVPSなら、あとは可用性だけが問題なので、うち程度ならWebサイトは自宅サーバでもいいんじゃないの?という気もしています。今のところ問題なく運用できているので、別にVPSでいいかと思って置きっぱなしにしていますが、今後別のアプリケーションを優先して入れ替えることはあるかもです。
あと3-2-1バックアップのクラウド保存としてのバックアップ用途もあるのですが、ストレージ系は値段が高いので個人的にはオススメはしません。ハードディスク暗号化して、実家に置かせてもらうとか、信頼できる人同士で置き場提供しあうとかのほうがいいんでないですかね……。
今後の拡張予定
今後VPSでやりたいと思っているものです。これらはWebサイトよりも優先順位が高いので、もし負荷の限界が見られたらWebサイトを自宅サーバに引っ越す可能性あります。どうせアクセス少ないし🥺
自宅サーバと繋がるゲートウェイ: リバースプロキシ + 証明書管理 + VPN
現在色々なところでCloudflare Tunnelを使っているところを置き換える予定です。具体的にはリバースプロキシをおいて、VPNで自宅サーバと繋げる感じを想定しています。ドメイン証明書の発行もします。構成は既に考えていますが、めんどくさいです。
一般的にはCloudflare Tunnelで十分なのであんまりおすすめしません。私がやろうと思っているのは、思想信条というめんどくさい理由によります。いつかCloudflareの大規模障害で一緒に沈んだ大規模サービスを煽り倒そう。
アクセスをVPN経由にしたいとかNASを外で見たいとか、そういう外部公開前提のプライベート目的なら有用だと思います。私はそのへんのユースケースはあまり関心ないのですが、そのうちやってみるかも。
メール: Postfix
現在アプリケーションサーバとして契約しているメールサーバについて、Postfixを置いて代替させるつもりです。メールサーバー605円/月もするので……。それだったらPostfixで最低限の機能をもたせたうえで、重い処理は自宅サーバでやる、みたいな合わせ技をやりたいわけです。
セルフホストで自宅サーバ派でもVPSは有用
AIのせいでAI PCが高すぎて買えないとかいうグローバルレベルのギャグが展開されている昨今、PCの基本が問われていると思います。しかし、PCのスペックは10年前レベルでもはや十分過ぎる程度で、いらないことをいると思わされ続けてきた10年だったと個人的には思っております。実際2GB RAMでもこれだけのことができるわけです。ここに自宅に眠るマシンを組み合わせれば、その可能性は無限大。
まぁだからといってAIのせいでPC高騰というのは絶許という気持ちは変わらないんですけれど、そうは言っても世情には逆らえません。今あるものを使い切る思想が重要かと思います。
そのうえで、自宅サーバでは難しいところ、つまり安定した電源と通信、余裕のある帯域幅、プライベートなLANと隔絶された環境を手軽に実現するするものとして、VPSは非常に有用です。どこぞのサブスクに金払うなら、VPSを借りるほうが有意義だと思います。
そういうわけなので、ConoHaのお友達紹介リンクから契約して共にクーポンGetしよう。
もう数年くらいリンク貼っててそれなりにビューがあったと思われるのですが、実際に契約までいったのは4人くらいですw
定期的に3年まとめ買いで70%みたいなことやっているので、長期間使う気があるならキャンペーンを待つのもよいと思います。
まぁ私自身はいつか光回線と業務用ルータで完全独立したいですけどね。
<関連>

自宅サーバは死なず。
コメント