思想が強い– tag –
管理人の頭が心配になる記事群
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雑記
「技術的な正しさ」の世界へようこそ!:テクニカル・コレクトネス
エンジニアと仕事をしていれば、「技術的には可能です」という言葉を一度は聞いたことがあるだろう。エンジニアなら言ったことがあるかもしれない。この言葉は字面とは裏腹に政治的なニュアンスを伴うため、使い方には注意が必要だ。もっとも、若手の間はそもそも政治性に中々気づけなかったりする。気づけなかった。 似たような政治的な言葉... -
雑記
許可の二面性:同意という名の責任のバケツリレーについて
企業サイトを開くと、しばしばクッキーの許可を求められる。許可しないと永遠に画面から消えなくて鬱陶しいし、許可しなかった場合に何が起きるのかもよくわからないので、同意をしなかったことはない。そもそも所詮クッキーだし。 許可を求めたこともある。でも中身なんか読んでない。法務が作ったものを、言われたところに表示するだけだっ... -
雑記
表現の自由とAppleのストア掲載の自由はどちらが正しいか
表現の自由問題については何かと話題に事欠かない。先日もなんかこういうことがあったらしい。 過去に遡って修正が必要なの? App Storeの審査が急に通らなくなったスマホゲーの騒動にマンガ家が震える理由:サダタローのゆるっとマンガ劇場(1/7 ページ) - ITmedia NEWS 記事によると、なんかこうケツがプリプリした美少女キャラクターがA... -
AI
C2PAのコンテンツ認証は自供の電子署名サービスでは
最近C2PAなるものを知ったんだけど、これは何かと言うと、コンテンツ認証の仕組みを作る団体であるらしい。MSとかAdobeとか、まぁいつメンが例によって標準化しようと気張っているようだ。 何かというと、どうやらAI利用しましたよ、ということをいつもの公開鍵認証の仕組みを利用して、改竄できない形でメタデータとして埋め込む、というも... -
AI
AIは傘の捨て方がわからない:イノベーションの最果て
2010年代後半、情報革命により検索結果がコンテンツファームのゴミ記事で溢れた。それらは「調べて見たけどわかりませんでした!いかがでしたか?」といった特徴的な締め方から、いかがでしたかブログなどと揶揄されていた。人類は絶望した。しかし2020年代、AI革命で世界は変わった。AIはゴミ溜めと化した検索エンジンから見事に情報を抽出... -
AI
月200ドルのAIサブスク:それで収入は増えたのか
まぁ増えてないと思うんだよ。最近はAI狂騒曲みたいな感じで、AIを使いこなさなければエンジニア(なんならビジネスパーソン)にあらず、みたいな雰囲気もある中で、我先にとなんだか課金を競っているような印象すらある。まぁ別に好きにすればいいんだけど、ただそれで収入が増えたのか、あるいは増えるという確信があるのか、という現実は... -
雑記
河川氾濫ではなくSNSが監視される2025年の明日はどっちだ
興味深い記事が出ていた。 河川氾濫投稿は「フェイク」→実は「実際に発生」 福岡市長が陳謝「本当に情けなく、恥ずかしい限り」 - ライブドアニュース 福岡市長が謝罪 一般人SNS投稿の河川氾濫動画「虚偽」指摘→実は真実だった「恥ずかしい」 - 社会 : 日刊スポーツ 元ネタ(?)はこれになるのか。 お詫びと訂正 | 福岡市長 高島宗一郎... -
AI
AI、いやLLM、いや世の中と相性が悪い
数ヶ月前、ChatGPTのごますり仕草が嫌になった僕は、年単位でずっと契約していたChatGPTの契約を解除し、Gemini、Claudeとそれぞれ有料プランで話し込んでいた。多分AIとしょうもないこと深い話をしている変態部門の中で僕はそれなりに上位にあるのではなかろうか。しかも僕と言えば、楽しく話しているわけではなく、どちらかというと毎回少... -
雑記
アイドルガチ恋理論:拒絶の頂に築く最後の浪漫
「恋愛感情を持つことを常に迷惑がられてきたので、唯一迷惑がらないアイドルにガチ恋した」というような論理展開を見て、なるほどなぁと思ってしまった。あらゆる女性から恋愛感情を迷惑がられる、と信じられた場合、すべての女性に対する恋愛の難易度がサチってしまい、一般女性もアイドルも同じになる、というのは論理的に確かに、と思っ... -
雑記
やらなくていいことばかりしている
色々と疲れてしまったのかなとも思うんだが、僕が社会に出てから15年ばかり、なんだか、自分も周りも、碌でもないことしかしてこなかった気がする。 とても狭い話だけれど、ブログの運営程度から見える世界の中でも、その無駄っぷりはある程度感じられる。 httpsはいらなかった 無駄だったと思うことの一つは人類https補完計画だ。このサイト...