初心者、とはなんの初心者だろうと思いつつ、誰でも個人ブログ・個人サイトを持つ、あるいはそれに類する状況になる未来はないかと、ずっと考えています。一時期はそれは無理だと諦めたのですが、技術的には、2010年代、非常に難易度が高くなった時期から少しマシになっており、インターネット黎明期に個人サイトをつくっていたガッツがあれば出来るのではないかな、と思われます。
巨大プラットフォームからの逃げ場
とはいえ簡単ではないのですけれど、それでもやりたい人は実はいるだろう、と思います。だってXもFacebookもnoteもpixivも窮屈だし、しかも煩いでしょう。ブルスカだのMastodonだのなんだのありますが、まぁちょっとやってみると、結局全部SNSやないかい、と思うわけです。まぁSNSなんでそりゃそうなんですけど。
SNSであるからというより、恐らく本質的な問題は巨大プラットフォームが寡占していることに端を発している、と思います。巨大過ぎて影響力が無視できないので睨まれるけれど、巨大過ぎてまともな管理なんかできません。つまり、自重で沈んでいるんですよ、もう。
そうすると、選ばれなかった世界線ではあるのですが、今一度一人ひとりの自由な場ができないものかなぁ、と考えております。いま2つのシナリオを考えていて、数人から数百人、多くて数千人程度の小規模プラットフォームをたくさんつくる方向と、もう一つは、かつてのように個人サイトよもう一度、というシナリオです。
個人サイトリバイバルの現実性
どちらかというと小規模プラットフォームが僕の本命なのですが、ここではいったん置いといて、まずは個人サイトリバイバルはありえるのか、ということを考えます。
技術的には、先に述べたとおりよい環境になりました。
具体的には、安価なVPS・または自宅回線とグローバルをつなぐトンネル技術、多くのFOSSや配布されたサーバ用アプリケーション、そして知識の架け橋を繋いでくれるAI、の3つが大きいです。これらによって、個人の頑張りで、非ITエンジニアでも個人ブログ・サイトは再び射程内に入ったもの、と見ています。技術的にはね。DNS周りは引き続き鬼門ではあるのですが、これは昔からですし、まぁ複雑性はあがってますけれど、AIという頼れる道具ができたので、やる気さえあれば、多分いまのほうが楽だと思います。
ただ問題は別のところにあるでしょう。まず不自由とはいえ巨大プラットフォームが既にある程度の機能を無料で提供しているのはモチベを大きく削ぎます。まぁ個人的には見せかけの無料だと思いますが…無料のランチはない、とはいまさら言う事でもないんですけどね。昔は自分で発信しようと思えば、頑張るしかありませんでしたが…頑張らなくてもいい手段があるとなるとどうしても踏ん張りきれない。これは馬鹿にできません。
それ以上に問題なのは、集客でしょうか。これが非常に悩ましいのですが、既にGoogleをはじめ検索エンジンは個人ブログ・サイトを現実的に見限っています。いまから新しいサイト、検索エンジンからの流入を見込むのはかなりしんどいです。うちのブログだって、10年以上やっていますが、いまは良かった時の2割くらいですしねぇ…。それでも多分、マシなほうなんですよ。
かといって、もはやジャンル別サーチエンジンも、また別サイトからのリンクも、ほとんど見込めません。全部Googleが焼き払いました。焼き払った後に撤退しました。田舎のイオンかよ。そして誰もいなくなった。
まぁ僕らユーザも便利だと検索エンジンに飛びついてしまったので、共犯といえばそうかもしれないんですが…。Googleは違うという気持ちが20年前にはありましたが、まったく同じでしたねぇ…。
活路はあるか
集客問題に解決はいったいあるんだろうか、というと、今のところは正直ないです。現在は、見捨てられたとはいえ少しは検索にも引っかかるので、それに期待するしかありません。また、うちのサイトは少し(?)前からnoteに転載を始めましたが、noteの記事内にブログ記事のリンクを関連として貼ると、興味を持ってくれた方の流入はちょこちょことあります。現状それくらいしかないかなぁ。
ちょっと触れた小規模プラットフォームの話とも絡むんですが、個人的にはやる気のある人が再び独自の観点でサーチエンジンやリンク集をなるべく負荷を減らして作れるようなものができないか、とは思っています。
これはMastodonのようなものとはまったく違うものです。あれは分散型だといいますが、技術的にそのように呼ばれるものであるとして、社会的な概念としての分散とは違うように思われるんですよねぇ…。僕にはあれはプロトコルを中心にした一つの巨大システムに見えるんですよね。
そうではなくて、独立した個々の島と、それを勝手に繋いだり外したりするような、自由気ままなかつてあったインターネット的な世界線を考えているわけです。多分似たようなこと考えて動いている人はけっこういるような気もするんですが…。
まぁちょっとまだまだなので、とりあえずいまは、個人ブログ・サイトをつくるための技術的な案内をつくるところから始めますかねぇ…。
コメント
コメント一覧 (1件)
検索エンジンにあたるものを作らないといけないってことかな
今ならAIを作るのが良いと
AIが内容をまとめるのではなく、昔のリンクまとめサイトみたいに
AIがサイトを紹介してくれる。そーいうAIを作る
・・・・内容をまとめてくれたらいいよってみんななりそうだな・・・・
うちのちゃっぴーは(その前にガンダムパロだとかいう話もしてたけど)
「Googleは死んだ!なぜだ!」って言ったら
「広告に魂を引かれたからさ」と答えてた