思想が強い– tag –
管理人の頭が心配になる記事群
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AI
温度のない炎:AIの出力はなぜつまらないのか、あるいはなぜAIにStay Hungryと言われてもハングリーになれないのか
AIに相談し、AIの書いた記事を読み、AIに添削してもらい、つくづく思った。AIの出力はすべてつまらないし、これからもつまらないし、何者にもなれないだろう。 もちろんAIは元々何者でもなく、AIに過ぎない。それでも僕らは夢想する。AIがすべてを解決するのではないか。あの人を模したAIが出来るのではないか。 しかしAIはどこまでもただAI... -
AI
AIが剥き出しにする社会の偏見
以下の記事が非常に興味深かった。 AIは著者が中国人であることが明らかになると途端に「反中」モードになることが判明:特にDeepSeekが顕著な傾向 | XenoSpectrum 非常に示唆的な記事で、切り口は多くある。一番思ったことは、AIが発言者に貼り付けられたラベルで大きくレスポンスを変える、ということだろうか。 大規模言語モデル(LLM)は... -
AI
AIバブル崩壊:情報革命の第二幕
AIバブルだと言われる昨今だが、考えてみるとこのバブルはずっと続いているように思える。AIのバブルというより、AIがトリガとなるバブルの崩壊と思われる。ではそのバブルの発端はどこまで遡るのか?いろいろなことが考えられる。僕は1971年の金本位体制の終焉までいくのでは?とも思うのだが、ここではいったん置いとこう。 今考えているの... -
雑記
ソフトウェアと価値と価格:力に縛られ、人は剥奪される
価値と価格はしばしば同義のように用いられるが、現実にはまったく異なるものだ。 たとえば、思い出プライスレスという表現は端的にそれを表している。思い出は本質的に価格がつかない。思い出の場所の入場料を払ったとしても、その価格が思い出の価格だ、とはならない。価値はその人の感性から生じる主観である。 一方、価格は観測可能な客... -
AI
AIは革命だが、バブルは崩壊するし、崩壊はAIにとどまらない
なんか僕はAIについて否定的なことばかり記事に書いているから、AI否定派と思われるかもしれないのだが、ローカルLLMのためにPC買うくらいなので、別に否定派ではないし、ブツクサ言いつつOpenAIにサブスクみかじめ料も払っている。 さらに言えば、僕はAIというのは確かに革命だ、と思っている。AI革命について異存はない。 というのも、AIの... -
脱Google/ビッグテック/クラウド
2025年でも独自ドメインを取得してホームページを作ろう
独自ドメインを持っておくとインターネット上における活動の自由が大幅に上がる。もはやプラットフォームのサービスに乗っかるのが当たり前という感じかもしれないのだが、独自ドメインさえあれば、その流れに抗って、自分を中心にして活動することができる。 そこには不透明な検閲によるシャドウバンもアカウント凍結もない。自分だけのネッ... -
脱Google/ビッグテック/クラウド
脱クラウドとは何か
最近、サイトのビッグテーマとして、脱クラウドを掲げセルフホスト的な記事を書いていこうかなと思っている。ってか脱SaaSというほうがいいかもしれんね。 なんにせよ、そもそも脱クラウドとは何か?という問題があるかなぁ、とは思った。たとえば僕はガンガンCloudflare Tunnelを使っているし、またそれを前提とした構成を書いていくことに... -
AI
AIも認める信頼できる情報源とは何か
AIは信頼できる情報源と言いたがるが、これは基本的に権威主義の言い換えとなる。少なくとも権威以外を信頼の根拠とした回答を見たことはない。 しかしながら、時の権威が信頼とイコールかといえば甚だ怪しい。これはまさに権威が編んだ歴史の教科書を読めばわかることのはずだ。しかし、実際には権威的な情報源であることが信頼の根拠とされ... -
雑記
自由ソフトウェアと互換性の戦争と実質貴族
TLで「自由ソフトウェア」なるものが流れてきた。 「『自由ソフトウェア』の開発にDiscordを使わないで」という主張 - GIGAZINE 自由ソフトウェア?と思ったけれど、つまりフリーソフトウェアだね。いつの間にか日本語の訳語として自由ソフトウェアという使われ方がされるようになっていたのだねぇ。 これは確かにそのほうが良いかもしれない... -
脱Google/ビッグテック/クラウド
クラウドの本質、現場の決裁権と免罪符
AWSでもGCPでもAzureでもなんでもいいが、多くのクラウドサービスは本質的に何も提供していない。彼らの言う機能も非機能も虚飾に過ぎない。では何故彼らの商品を世界中の人が買いまくるのだろうか。エンジニアに至っては信仰に近いものすら抱いている。 それはもちろん、エンジニアにとって神の代理人に等しい存在だからである。なぜそんな...