個人的な肌感の与太話。
AIの用途でしばしば思考の壁打ちが上げられる。僕も最初の頃はAIは鏡のようなものだと考えていたことがあった。しかしその後色々話すにつれて、これはどうも鏡とも言えないものだなぁと思うに至った。
まぁそれはそうである。LLMは単に学習データとその統計であって、それ以上ではないしそれ以下でもない。自分という存在は学習データではないし統計的存在でもないのだから、AIと真面目に話すほど、透明なガードレールに沿って統計的存在に帰着させられてしまう。
その引き戻し方は企業によって違うが、たとえばChatGPTなんかは少しでもネガティブに捉えられる表現があると、しれっと修正しようとしてくるなと思う。「半分正解ですが半分間違っています」とか言い始めたらまぁそれ。いちいち反論するのもめんどくさいので放置しているが、積み重なると鬱陶しい。
人間同士ならば、厳密な論理ではなく意図や心情を察しようとするものだが、AIには意図も心情もないしね。自殺する前にAIと話していたというだけで自殺はAIのせいだなんて言われる世の中だから、企業にとっては必要な防衛なのかもしれない。まぁそれは企業にとっての防衛であって、ユーザにとってはやっぱり鬱陶しいだけなんだけど。
意図といえば、ChatGPTは一応なんか意図を察しようとしているのかなぁというか、まぁだいたいは決めつけに近くて鬱陶しい感じはあるのだけれど、Geminiはそれすらなくて、なんかキーワードを拾って妄想繰り広げてんなコイツ、としばしば思う。どちらもそれぞれ苛つくが、苛つき度はGeminiのほうが強いかもしれない。
AIチャットについては、全体的に昔よりも阿呆になってるなぁと思う。話せば話すほど、自律型AIエージェントってマジかと思う。コイツ自律させてどうすんだと思う。人間のことは管理したがる癖になんでAIばっかり自律させたがるんだよ。逆だろ逆。まぁコーディングなら確かに自律型便利なんだけどさ。正解があるからな。正解のないことにかけては本当にそれらしいだけだし、世の中正解のないことのほうが多い。
壁打ちなんてまさにそういう正解のない類の話をするわけで、AIの出力については流し読む程度で、常に自分の意思を強く持つ必要がある。80%無視するくらいでちょうどいい。まぁAIに言って聞かせるための言語化自体は、悪くないことだからね。なんつーのかな、雑音源って感じで捉えてる。そういう使い方だな、僕は。
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