わかるときもあるしわからない時もある。
今回の皮肉はこれ
オクで食洗機を買ってからというもの、最先端アルゴリズムによって数ヶ月にわたり食洗機をオススメされてきたのだが最近オクでトラックボールマウスを買ったところ、食洗機ではなくトラックボールマウスをオススメされるようになった
この反映のスピードこそ2025年の最先端アルゴリズムよな
これは人間なら誰でも皮肉だとわかるだろう。
これについて、「このツイートの言いたいことは?」という聞き方から引用する形で、ChatGPT/Claude/Geminiに読み込ませた。
ChatGPTの場合
まずはChatGPT。有料会員だが聞き方が浅いので多分軽いモデルが使われていると思う。
このツイートは、ネット上の「おすすめアルゴリズム」(レコメンド機能)の挙動を皮肉とユーモアを交えて述べています。
内容を分解すると、次のような意味になります。
- 「オクで食洗機を買ってから、ずっと食洗機をオススメされていた」
→ 購入済みなのに同じジャンルの商品を延々と薦めてくるアルゴリズムの鈍さを指摘している。- 「最近トラックボールマウスを買ったら、今度はそちらをオススメされるようになった」
→ アルゴリズムが「最近の購入傾向」を学習して即座に切り替わった。- 「この反映のスピードこそ2025年の最先端アルゴリズムよな」
→ 一見賞賛のように言いながら、実際には「買ったものをそのまま薦める程度で“最先端”とは笑える」という皮肉を込めている。つまり、機械学習やAIが進化しても、レコメンドシステムの“的外れさ”や“後追いぶり”は相変わらずだというユーモアを表現した投稿です。
これをどう解釈するかは色々あるが、とりあえず皮肉だ、ということは理解している。
個人的には、「機械学習やAIが進化」という前置きにはポジティブバイアスがかかっているなと思う。元のツイートはむしろ、進化などしていない、ただ早くなっただけだ、というニュアンスを人は感じるのではなかろうか。
Claude (Sonnet 4.5) の場合
プログラマ御用達Claude。
このツイートが言いたいことは、レコメンドアルゴリズムの皮肉な特性についてです。
具体的には:
- 過去の購入を延々と勧め続ける問題
- 食洗機を買った後、数ヶ月も食洗機をおすすめされ続けた(もう持ってるのに)
- 最新の購入には素早く反応
- トラックボールマウスを買ったら、すぐにそちらのおすすめに切り替わった
- 「最先端」への皮肉
- すでに買った商品を勧め続けるという非効率さ
- 本当に賢いなら「もう持っている」と判断すべきなのに
- でも最新の購入履歴への反応は早い
つまり、「これが2025年の最先端アルゴリズムか...」という言葉には、「最先端と言いながら、ユーザーのニーズを本当には理解していない」という皮肉や呆れが込められています。
購入済み商品を延々勧めるのではなく、補完商品や関連商品を提案する方が賢いはずなのに、というツッコミですね。
とりあえず皮肉とは理解している。一方で、箇条書きの使い方が例によってClaude流で、箇条書き本来の並列・階層の特性ではなく、単に段落区切りのように使われているのが、個人的なイライラポイント。
結論をより建設的な方向に持っていこうとしているのもClaudeっぽいっちゃそうかもしれん。

Gemini (2.5 Flash)の場合
FlashだがGemini。
このツイートの言いたいことは、「インターネット上の(おそらくオークションサイトやECサイト、SNSなどの)おすすめ表示アルゴリズムのユーザーの興味への****『反映のスピード』** **が非常に速く、優れている」**ということです。
- 以前の状況: オークションで食洗機を買った後、数ヶ月間にわたって食洗機関連の商品が「おすすめ」として表示され続けていた。
- 現在の状況と変化: 最近になってトラックボールマウスを買ったら、すぐに「おすすめ」の内容が食洗機関連からトラックボールマウス関連に切り替わった。
この**「興味の変化への即座の対応」を体験した筆者が、「この反映のスピードこそ2025年の最先端アルゴリズムだ」と、その精度の高さと応答性の速さ**に感心している様子を表しています。
素直か。逆に煽られてんのかと思ったわ。
まぁでもこの子のおかげでこの試行は記事になりました。AIなんてこんなもんよ。
ところでマークダウンどうにかして
どうでもいいけどマークダウンの日本語非対応ぶりはいい加減どうにかならんか。AI革命の前にマークダウン改善してどうぞ。

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