【Linux PC量産計画】産廃スペックのThinkPad X280を入手

Linux PC販売計画のため、Linuxを無難に入れやすそう(ドライバ問題とか一通りクリアしてそう)でかつ中古価格がこなれているラップトップとして、とりあえずThinkPad X280を手に入れました。今回はX280について一通りのことを調べまようと思います。

目次

スペック

https://psref.lenovo.com/syspool/Sys/PDF/ThinkPad/ThinkPad_X280/ThinkPad_X280_Spec.PDF?v=c841f9ca-66cc-4169-8332-2262f4c46672

X280は2018年で、仕様が刷新された模様で、当時の流行が全面的に出ています。基本的な仕様のパターンは以下です。

項目詳細内容
CPU第8世代(Kaby Lake R)または 第7世代(Kaby Lake)Intel Core プロセッサー
※第8世代 Core i5以上は4コア/8スレッド
メモリ4GB / 8GB / 16GB (オンボード/基板直付けのため増設不可)
ストレージSSD (M.2 NVMe または SATA)
128GB / 256GB / 512GB / 1TB
※2.5インチHDDスロットは廃止、M.2 2280スロット×1
ディスプレイ12.5型 アンチグレア(非光沢)
1. HD TN液晶 (1366×768)
2. FHD IPS液晶 (1920×1080)
3. FHD IPS液晶 (1920×1080) マルチタッチ対応
グラフィックスIntel UHD Graphics 620(CPU内蔵)
重量約1.13kg 〜(構成により異なる)
インターフェースUSB Type-C ×2 (うち1つはThunderbolt 3)、USB 3.1 Gen1 (USB 3.0) ×2、HDMI、イーサネット拡張コネクター、マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック
バッテリー駆動最大約15.8時間(JEITA2.0)
通信機能Wi-Fi 5 (IEEE802.11ac/a/b/g/n)、Bluetooth v4.1、WWAN(LTE対応モデルあり)
無線チップはIntel製のはず

仕様書をみてもUSB Type-C Port 2つとあるのですが、筐体見ると1つしかないんですがこれは…

ストレージ128GBはかなりギリギリ。SATA規格のM.2 2280とかいう意味不明なものがあるが、ボード自体はNVMeに対応します。

メモリがオンボードなのが罠すぎます。この時代はメモリのソルダリングが正当化されている時代でした。クソです。だいたいAppleのせい。まぁAppleがハシゴを外したので、今はまた拡張性大事じゃね?になっていると思いますが……。

しかし、中古で蘇らせる観点では、「抜き取れない」とポジティブな見方も可能ですね。抜き取れたら抜き取られちゃうでしょ。そして、この時代の4GB RAMの中古ラップトップは普通にWindowsを使う限りもはや産廃と言っていいでしょうから、普通の人は始末に困るはずです。

またRJ45ポートが廃止されました。独自の拡張コネクターがありますが、そんなもん使いたい人いるんですかねぇ。

ただし、充電でUSB Type-Cが使えるのは非常に良かったのではないでしょうか。

CPUのパターン

X280は2018年、Ryzen旋風が吹き荒れてようやくIntelの尻に火がつき始めた時です。

なので、CPUが第7世代か第8世代かで大きな違いがあります。Core i5/i7においては、第8世代は4コア化しているが、第7世代は2コアしかありません。一方でクロック周波数の問題もあるので一概に第8世代が良いとは言えないかもしれませんし、Windowsを動かすのに力不足なのは同じです。

しかし重要な問題として、第7世代はそもそもWindows 11サポート外です。この差は中古市場において大きな差となります。ただ中古市場ではだいたいみなさん無理やり入れているようです。

世代シリーズ型番コア/スレッド基本周波数
第8世代Core i7i7-8650U4 / 81.90 GHz
Core i7i7-8550U4 / 81.80 GHz
Core i5i5-8350U4 / 81.70 GHz
Core i5i5-8250U4 / 81.60 GHz
Core i3i3-8130U2 / 42.20 GHz
第7世代Core i5i5-7300U2 / 42.60 GHz
Core i5i5-7200U2 / 42.50 GHz
Core i3i3-7100U2 / 42.40 GHz
Core i3i3-7020U2 / 42.30 GHz

ディスプレイのパターン

ディスプレイのパターンが地味に色々です。

解像度パネル種類輝度タッチパネル特徴・備考
1366×768 (HD)TN液晶220 nitなし最廉価構成。視野角が狭く、色の変化が大きい。
1920×1080 (FHD)IPS液晶300 nitなし標準的な高精細構成。視野角が広く、発色が良い。
1920×1080 (FHD)IPS液晶300 nitあり10点マルチタッチ対応。インセル方式で比較的軽量。

タッチはどうでもいいとして、TN液晶とIPS液晶が混ざっているのはかなり罠

相場感

ちょっとまだよく掴めていませんが、スペックに幅がある分、だいたい5,000円〜20,000円くらいまで幅広い感じですね。

今回の獲物

フリマでエントリーモデルとみられる、Core i3-7020U、128GB SSD、4GB RAM、TN液晶、アダプダなどの付属品なし裸本体のみ。PC工房でCoire i3-8130U, 256GB SSD, 8GB RAMが19,800円だったので、さすがにこれよりはだいぶ安いものの、それでもスペック差を考えるとちょっと高く掴んでしまったかなと思います。反省。

Lenovo 〔中古〕Thinkpad X280 インテル® Core™ i3 プロセッサー -8130U/DDR4 8GB/256GB SSD/CPU内蔵/Windows 11 Home(中古保証3ヶ月間) | パソコン工房【公式通販】

でも、もの自体は割と綺麗でした。充電はどこにでもあるType-C ケーブルとRavPowerの45W充電器でいけました。仕様書見ると65Wもいけそう。

OSはWindows 11 Pro 22H2が入っていた。無理やり入れたっぽいな🤔

バッテリーレポート

cmdを出して

powercfg /batteryreport

これでhtmlが出力されます。

最大47,880mAhが42,880mAhに劣化(89%)していました。cycle count=46です。まぁ中古なんでこんなもんじゃないでしょうか。

このへんの情報はLenovo Vantageをインストールして見てもわかります。

ストレージ

CrystalDiskInfoで確認すると、当然のようにSATA。書き込みが648PBになっていたがそんなわけはない。

電源投入回数733、使用時間2578時間、となっていました。

液晶の見やすさ

TN液晶です。クソです。ThinkPadさんが2018年にまだTN液晶を採用していたとは思いませんでした。

挙動

すべてにおいてワンテンポ遅れる感じがあります。いやツーテンポかもしれない。Snipping Toolの起動すら遅い。そして保存がまた遅い。このPCを使い続けるのは苦行だと思います。

総評

会社に入ってこのPCが配布されたらその日のうちに退職願を書き始めると思います。これでWindows 11 Proと言われても使う気にならないですね。

通常ならばこれはデメリットなわけですが、これを生き返すことができれば、それは価値になるかと思います。そして世の中には、普通の人にとっては産廃でしかないデバイスが大量にある、とも言えるわけです。いくらインフレが進んでも、これらのジャンクPCの市場価値は産廃のままでしょう。

なので、こいつにLinuxを入れていきたいと思います。基本的にはサーバー用途で、監視用のダッシュボードを表示する、くらいがちょうど良さそうです。

しかしこれって値付けどれくらいになるだろう……たとえば14,800円+送料とかでLinux動作検証済みだったらどうですかねぇ……。自宅サーバー始めたい人とかならちょうどいいと思うんですけどね。

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