思想が強い– tag –
管理人の頭が心配になる記事群
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Mac全般
学名で野菜を注文するバカはいない
しかし注文させようとする何かはいるのかもしれない。 僕はMacユーザなのだが、最近よく使っているコマンドの一つがレガシーになっていることを知った。具体的には launchctl loadで、これは何かと言うと、常時稼働や定期的に実行するプログラムを登録するもので、たとえば「毎日4時にバックアップを実行する」とかいったことができる。 で、... -
雑記
Shift JISは永遠だけどライブラリは変わる明日に向かってアップデートを撃て
先日、開いたcsvが文字化けしていた。最初「ん?」と思ったけど、「あ、Shift JISか」と思って変換した。Shift JISだった。 文字コードでわかること 現状、csvはITリテラシーの高い人が扱うことが多い。すると、文字コードの事情は当然知っているので、csvも自然UTF-8が多くなる。一方で、文字コードなんのこっちゃという人は、csvなんか使わ... -
雑記
政治的に正しくなくなくなくなくないことを証明せよ
正しさを求めることの暴力性についてはさんざっぱら言われているので今さら言うことはないのだが、もう少し踏み込むと、恐らく、正しさを求める、までなら社会的に大きな問題にはならないと思う。 大きな歪みになるのは、正しくないことをしていないことを証明しろ、みたいなことを言い始めたときだろう。これは悪魔の証明なので、魔女裁判に... -
脱Google/ビッグテック/クラウド
AWSの真の売り物:責任幻想モデル
AWSの責任共有モデルはクラウドに関わるものなら誰でも知っていることで、今さら僕が言うことはなにもない。しかし、彼らが共有したという責任について実際に何かしたのを見た人はほとんどいない。まぁ探し出せばクレジットの払い戻しくらいは事例が見つかるだろうが、果たしてそれがサービスの根幹としての責任と言えるのかどうかは疑問であ... -
AI
AIにベストプラクティスは存在しないので、またプラクティスを積み重ねよう
「これがベストプラクティスです」と言われるようになったのはいつ頃からなのだろう。僕が業界に入ったときにはもう使われていたが、金科玉条のように掲げられるような印象まであるのは割とここ最近のようにも思う。 誰が「ベスト」だと決めるのか? 考えてみると、ベストプラクティスとはけったいな言葉だ。俺が俺のベストを決める分にはそ... -
インターネットをつくりたい
インターネットをつくりたい
というとなんだかバカみたいなんだけれど、けっこう本当に何かできないかなぁ、と考えていたりする。 個人的な課題意識というにはあまりにも壮大なんだけれど、今のインターネットは深刻に間違えているので、スクラップ&ビルドが必要なのではなかろうか、という気持ちがある。ただ何故、どこで、どのようにと言われるとなかなか完全に言... -
雑記
「技術的な正しさ」の世界へようこそ!:テクニカル・コレクトネス
エンジニアと仕事をしていれば、「技術的には可能です」という言葉を一度は聞いたことがあるだろう。エンジニアなら言ったことがあるかもしれない。この言葉は字面とは裏腹に政治的なニュアンスを伴うため、使い方には注意が必要だ。もっとも、若手の間はそもそも政治性に中々気づけなかったりする。気づけなかった。 似たような政治的な言葉... -
雑記
許可の二面性:同意という名の責任のバケツリレーについて
企業サイトを開くと、しばしばクッキーの許可を求められる。許可しないと永遠に画面から消えなくて鬱陶しいし、許可しなかった場合に何が起きるのかもよくわからないので、同意をしなかったことはない。そもそも所詮クッキーだし。 許可を求めたこともある。でも中身なんか読んでない。法務が作ったものを、言われたところに表示するだけだっ... -
雑記
表現の自由とAppleのストア掲載の自由はどちらが正しいか
表現の自由問題については何かと話題に事欠かない。先日もなんかこういうことがあったらしい。 過去に遡って修正が必要なの? App Storeの審査が急に通らなくなったスマホゲーの騒動にマンガ家が震える理由:サダタローのゆるっとマンガ劇場(1/7 ページ) - ITmedia NEWS 記事によると、なんかこうケツがプリプリした美少女キャラクターがA... -
AI
C2PAのコンテンツ認証は自供の電子署名サービスでは
最近C2PAなるものを知ったんだけど、これは何かと言うと、コンテンツ認証の仕組みを作る団体であるらしい。MSとかAdobeとか、まぁいつメンが例によって標準化しようと気張っているようだ。 何かというと、どうやらAI利用しましたよ、ということをいつもの公開鍵認証の仕組みを利用して、改竄できない形でメタデータとして埋め込む、というも...