おかしくなるほどAIで開発している人は何を開発しているのか

AI開発がすごいことになっている、という記事は多い。複数の画面を並べて、画面の中でさらにターミナルを分割して、丸一日中エージェントを動かし続ける、というような感じだ。

すごいことになっているのは伝わるのだが、それで何をしているのかが未だによくわからない。いや、別に批判したいわけじゃないんだ。単に知りたい。いいことできるならやりたい。でもマジでなにやってるんだ?

記事を読んでいても、技術的には超高速でPR, CI/CD, バックエンドとフロントエンドの切り分けた開発などしているのはわかるが、それで結局何をしているのかの具体例が、ニュースをまとめさせていたりメールをまとめさせていたり、少し強気な人は返信させていたりといった感じだ。狂気的にやられることには思えない。

うちにはジャンクPCが大量に転がっているので、OpenClaw(旧Clawdbot)も入れたのだが、なんとなくPCに人格が与えられたような面白さは感じられたものの、それで何をさせようかと思うと、あまり何も思い浮かばなかった

まぁ今考えていることとして、これから試したいと思っているOSSの内容、評判、さらに実際のインストール手順などを、画像付きで10ページくらいのPDFでまとめてくれたら、少し楽になりそうだなと思ったりなんだりはしたが、どうせ間違いだらけだろうし。あとはそうね、ネット市場に出てくるジャンクPCを張り付いて、出てきたら教えてくれる、というのは多少よいかもしれない。

そんなところだな。タスクは山と埋まっているのだが、タスクリストの1割も任せられる気がしない。そのほとんどは同期的に試行錯誤する必要があり、確かにAIがあることで助かるのはそうなんだが、自律的に任せられるものがない

たとえば確定申告が近づいておりげんなりしているが、税務に関するものは、AIは有効なアドバイザだが、ミスを許されない操作を任せるわけにはいかない。できるとも思えない。また、情報の収集には強大な権限が必要だ。

そのほかにもこまごまと法人や保険周りの事務があるから、AI自体は有用であるものの、自律的に解決してくれる姿はやはり想像できない。AIが年金事務所に電話して聞きたいこと全部聞いてやってくれるなら助かるけどさ。

運用中のアプリについても、同期的にチャットしてもミスだらけでいちいち訂正が必要なのに、これを24時間任せてうまくいくのか怪しい。AIがAIの間違いを見つけられるなら苦労しないのだが。少なくとも仮想通貨のトレードアプリは絶対に任せられない。

とはいえ、アプリケーションで閉じるものについては、確かにもう少しやりようはある気がする。しかし結局僕がブラックボックステストをしないといけないのだろう。間違いに間違いが積み重なった状態でやるとしんどいから、原理的にやはり小さく僕が確認する必要があるのではないだろうか?間違えたときの対応を考えると、人間が細かく確認する以外にないのでは?これは原理では?

Linux, セルフホスト関係については…ある程度ヘルプにはなるかもしれないんだが、しかしAIチャットでも、ITインフラ関係になるとだいぶ無能になっているのは確認している。まぁこれは少しやらせてみてもいいかもしれないが…。

FPGAのようにハードウェアが絡むものはほとんど不可能だ。AIはケーブルの接続ができない。ハードウェアに起因する問題を解決できない。ついでに言えばAIの書くHDLコードは動かない。

個人的にやりたいLPWAを使ったプロダクトの計画も、これもハードウェアが絡むので無力だ。

Linux関係では電子書籍の執筆を考えており、これの営業をしてくれるならありがたいが…ウザいだけの気も…。

うーん。

なんというか、部屋の中にデジタル工場のラインをつくって、それが稼働しているのをうっとり眺めているような印象なんだよなぁ。まぁそれ自体が楽しいと言われればそうかもしれないけど、僕はもうそんな心の余裕ないんだよ。

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