WordPressでGoogle Tag Manager(以下GTM)を利用するためのメモ。GTMについてのごく基本的な知識はあるものとする。つまり、アカウント作成から書くわけではなく、何をしなければいけないのかわかったうえで、WordPress特有の操作部分について触れる。
タグをつくってスニペットをget
GTMの管理画面より、適当にタグを作っておく。で、管理タブの「Goolge タグマネージャをインストール」よりスニペットをコピーしておく。
このスニペットを、すべてのページの<head>内と<body>内に貼る必要がある。また、管理者のヒットまで測定してしまうのは嬉しくないので、ログイン時にはカウントしないようにしたい。
WordPressのphpに貼り付け
探せばGTM用のプラグインも多くあるのだが、勝手がよくわからないので、直接コードを書き換えて対応する。
WordPress管理画面より、「外観」→「テーマの編集」→「テーマヘッダー(header.php)」を選択。
<head>内の、<?php wp_head(); ?>より下のどこかに、指定のスニペットをペタッとペースト。また、<body>直下あたりにも、指定のスニペットをペタッとペースト。
さて、これだけだと管理者の足跡も残ってしまうので、ログイン時にはスニペットを外しておきたい。以下のようにする。
<?php if ( !is_user_logged_in() ) : ?> ここにGTMのスニペット <?php endif; ?>
!is_user_logged_in()で、ログインユーザーの時はGTMを使わないようにしている。これを<head>内と<body>内でそれぞれ適用。
確認
終わったら、一旦WordPressからログアウトして、GTMがきちんと動作しているか確認する。
GTMの管理画面に戻り、ワークスペースのプレビューでテストを実行。その状態でサイトにアクセス。

Tags Fired On This Pageでタグがちゃんと発火(って言っていいのだろうか)していることを確認。
終わったらプレビューモードを終了して公開。公開するのを忘れない。
以上。
関連記事
WordPress の記事
- [2020年6月14日] WordPressのためにPHPのバージョンを 7.1 -> 7.4 に上げる(CentOS 7, nginx)
- [2019年9月27日] WordPressでナビゲーションメニューからランダムな記事に飛ばす固定ページを作る
- [2018年6月27日] WordPressのサイト(nginx)を同一サーバー上に複製する手順
- ---本記事---
- [2018年4月3日] WordPressでGoogle Analyticsを利用する
- [2017年5月8日] TwentySeventeenで1カラム(シングルカラム)にする
- [2017年5月4日] WordPress高速化のためCentOS 7でPHPを5.4->7.1にアップデート(on ConoHaのVPS)
- [2017年5月3日] TwentySeventeenに変更。さらば黒枠。よりモノクロームに
- [2017年4月2日] WordPressの数式表現はMathJaxが一等便利
- [2017年1月17日] WordPress: get_the_category()で取得した記事のカテゴリー一覧を、親のカテゴリーのIDに基づき並べ替える
- [2017年1月7日] 滞りなくWordPress 4.7 にアップデート
スポンサーリンク