個人情報漏洩記念キャンペーン(違
10月11日現在のタイムズカーのトップが変わっていました。一応トップで情報漏洩があったことを大きく告知するようになりました。

これは当たり前のように見えますが、漏洩からしばらく400万人突破記念キャンペーン(意味深)をデカデカと貼り続けていたことを私は記録しています。あれから騒動が大きくなったことを受けてか、多少悔い改めた体裁を取ったようです。なにしろこんなでしたからね。

いつ見ても酷い。しかもタイムズカーはメールを送るまでかなり時間がかかっており、公式サイトが唯一の情報源であったにも関わらず、その公式サイト見に行くと\400万人突破記念キャンペーン/という有様でした。
この対応だけでもタイムズカーが今回の漏洩について舐めきっていたことは想像できます。今も多分舐めていると思うんですが、さすがに行政が動き始めるなど大事になり始めて、多少なりとも反省のポーズを見せる必要があると考えたのかもしれません。
ま、一つスライドしたらやっぱりポイントプログラムのバナーだったんですがね…だからやめなさいよ…。

「ちっ、うっせーな、反省してまーす」という声が聞こえてくる。
対応ゼロ?
なお今回の騒動で個人が自己防衛のために取らざるを得なくなった諸手続きの手数料については、現状は払う意思がなさそうで荒れていました(「タイムズカー流出、免許再交付に「なんで手数料こっち持ち」と不満の声 パーク24、補償はどうなる? - ライブドアニュース」)。
本人確認書類の画像が漏えいした人が再交付を受けることへの考えについて聞くと、同社は改めて謝罪したうえで、「再交付につきましては、お客様それぞれのご事情やご判断によるものと考えております」と回答した。
払う意思が無いというよりは、現時点で回答を避けたという形になるのかなと思います。これまでの不誠実な対応から見ても、払わなくて済むなら払いたくないという意思が透けて見えるのはそう思いますので、批判を受けるのはそうでしょうね。
一方で、迂闊に払うとは言えないかなとも思います。具体的な金銭の保証が数百万単位で発生すれば、下手するとパーク24の利益が吹き飛びますし。
パーク24は実は絶好調で、パーク24の売上高4,062億円・10年の業績推移によると2025年10月期で159億円の純利益、2026年10月期はさらに440億円予想というすごいことになっています。配当も大幅に増える見込みで期待があったところです。
しかしそれも、本当に賠償が発生してしまうと、単純計算で最悪のケースを考えた場合、運転免許証再交付の手数料を認めるなら信用情報機関の本人確認の費用も認めろとなり、それで全660万アカウントでそれぞれ1万円の損失となったら660億円の損失なわけで、これはさしものパーク24も利益が消し飛ぶ。当然配当どころではない。
さすがにこのシナリオは考えづらいと思うんですが、リスクを考えるならそこまで考えているのだろうか?いずれにせよ影響範囲についてタイムズカー自身わかっていない以上、踏み込んだことが言えないということは理解します。
しかしそこまで深刻に考えるなら誠実に対応せぇよとも思います。実際ユーザへの謝罪や少なくとも今くらいは販促キャンペーン系は全部取り下げるとか色々できることはあるはずです。それがないので、深刻に考えているというよりやはりひたすら保身とユーザ舐めているだけと考えるほうがしっくりきてしまうため、やっぱりなんだかモヤモヤしますね。
大公開時代でいいのか?
ちなみに私はその後のメールで画像の流出対象ではないと言われたのですが、正直信じられるものではなく、今なお集団訴訟に参加の意思表明するかは検討中といったところです。やや懲罰的な感情と道義的な義憤があります。
なにしろ空前の大公開時代矢と揶揄される昨今、継ぎ早に企業の情報漏洩公表が相次いでおり、ここまでくると分散して気を逸らしているというよりみんなで元気玉を作っている感じがあります。企業は今のところ何も責任を取りませんし、連絡もしません。
実際、タイムズカーの後には「ブックオフ 約643万件情報流出か - Yahoo!ニュース」ブックオフにもやられたのですが、ブックオフも知ったのはブックオフからの連絡ではなく、SNSのニュースでした。いったいどうなっているんですか?なぜ彼らは顧客に連絡をしないのでしょうか?その漏洩させたメールアドレスに事の次第を送ることが、そんなに難しいことなのでしょうか。サイトに掲載するのは通知したという体裁を整えて法的リスクを回避する狙いでしょう。これは不誠実です。
一方でSansanのように、ここがやられたのか、と思いつつも事態の深刻さを認識し直ちにサービス停止をした企業などもあるのですが、これは少数派でしょう(ついでですが、Sansanはちょっとマジかと思いました。他んところは名前は有名だけど技術的にはでしょうね感がありましたので。今後業界的にも洒落にならないと思うところが突破されるかもしれないですね)。いったいぜんたい、普段口酸っぱく唱えていたユーザファーストとは、なんだったのですか。
さすがに政府もほっとけないレベルになってきているのではないでしょうか。いや実際、こんなのほっといていいならセキュリティなんてもう二度と口にしないでほしい……。社会全体としても意思を示す必要はあるように思われます。膨れ上がった元気玉をぶつける相手は、やはりタイムズカーに一票。
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