[最終更新] 2017年1月27日
macOS Sierraがきました。しかし、私が使っているScanSnap関係で、重大なバグがあるようなので、当面はおあずけです(「イメージスキャナ | ScanSnapのmacOS Sierraへの対応状況について | PFU」)。まぁそんな、楽しみにしていたわけではないので、よいのですが。
追記:当初ScanSnapの話ばかりだったので、PFUの問題かとも思いましたが、どうもOSの問題のようです。未だ完全解決ではないものの、macOS 10.12.3ではそこそこ解決に向かっている模様(「Apple「macOS Sierra 10.12.3」リリース、PDF書類の問題などを修正 | マイナビニュース」)。しかしこれじゃSierraにアップデートする気にはなれないですねー……。
バックアップを取れというが…
PFUのページにある通り、本当に重大な問題です。ページには、以下のような記述があります。
過去にScanSnapで作成したPDFファイルをmacOS Sierraの「プレビュー」にて編集、または検索可能なPDFにして保存した場合、一部のページが白紙ページとなって保存される場合があります。 また、白黒ページはカラーのページとして認識されてしまいファイルサイズが大きくなります。
検索可能なPDFにして保存した場合、というのがちょっとよくわかりませんが、いずれにせよ、こんなことを書かれていてはおちおち閲覧も怖くてできません。対応として、バックアップを推奨していますが…。
※なお、macOS Sierraにアップグレードされる際は、これまでにScanSnapで作成したPDFファイルのバックアップを必ず事前にお取りください。
うーん、正直どれがそうだったかなんて、いちいち覚えていませんし、またそもそもバグが生じたときにすぐに気付けるのか、どうか。一部のページが白紙ページになるという症状ですから、気づかないこともありそうです。
特に急がない人にとっては、この問題が解決されるまではアップグレードはおあずけというのが現実的に思えます。ScanSnapも使えませんしねぇ。最近はもうあまり自炊をしなくなったので、私の使用頻度はあまり高くありませんが。
何故こんなバグが?
それにしても、よくわからないバグです。PFUからのメール通知を見たときは驚きました。これから作成するPDFファイルのみならず、過去に作成したPDFファイルにまで影響を及ぼす可能性があるとは……。
PFUは「macOS Sierraに起因した事象」といいます。やや含みを感じなくもない微妙な言い回しです。海外のサイトを回ると、英語では“to the PDF engine embedded in macOS,”と表現しているようです。こちらのほうが理解しやすい。
追記:その後、他のサードパーティアプリでも、PDF関係で様々な不具合が生じていることを知りました。macOSの問題であるようです。噂では、iOSとmacOSのフレームワークを共通化させようとしているせいだろう、とのこと(参考「macOS Sierra 10.12.2のプレビューアプリによりScanSnapなどのドキュメントスキャナで処理したOCRレイヤーが破壊される条件と対処法。 | AAPL Ch.」)。なんだかな。
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