いまさら旧ドメインのRSSフィードをリダイレクト設定しました

いまさらですが、旧ドメインのRSSフィードをリダイレクトするように設定しました。ドメインを変更したのが3月の終わりなので、もう8ヶ月ほど経過していることになります。時がたつのは早いですね。

もし前のフィードを残したまま、現在のフィードを追加された方がいたら、フィードが重複するかもしれません。すみませんがご対応お願いします(実際どうなるんでしょう)。忘れていたわけではないのですが、何故かRSSフィードをリダイレクトするという発想がなく、対応が遅れました。

TwitterなどSNSを利用した情報収集ツールが隆盛する昨今、RSSは死んだと言われて久しいですが、私はRSSが好きなのです。だって便利でしょう。ついでなので、それに関わる話を少し。

元々ブログは好きではなかった

かつて、インターネットであらゆる個人が好き勝手なサイトを開いていた時代がありました。トップページがあって、コンテンツがって、閲覧者がぐるぐると見て回るような、そういうサイトです。各種便利なプラットフォームへと移り、いまやめっきり見なくなってしまいましたが、これも時代の趨勢と思うと、寂しい限り。

個人サイト自体がなくなったわけではなく、ブログ形式のサイトはまだまだ生き残っています。このサイトもそうです。しかしブログは一つ一つの記事の独立性が高く、また雑多であるため、従来の個人サイトのように見て回るような感じではありません。どうにも簡素に思え、私は元々ブログがあまり好きではありませんでした。

しかし、技術的なことを調べていると、個人のブログ記事にお世話になることもしばしばです。そのうちに、自分が調べたことも残すようにすれば、自分だけでなく少しは他人のためにもなろうと思い、このブログを作成……したのかどうかはよく覚えていません。なぜこのブログを作ったんでしょうね?私は日記をつけているのですが、当時の日記を見返すと、一言「ブログをつくってみた」とだけ書かれていました。仲の良い友だちとの初めての会話が思い出せないように、このブログのきっかけもまた遠い記憶の彼方です。多分、大したことじゃないんでしょう。あれからもう4年か……。

ブログに便利なRSS、思い出す人

自分でも作るくらいですから、当時より私は多くのブログを巡回していました(巡回という言葉はもはや死語でしょうか)。その際便利だったのが、RSSフィードです。これを使うと、購読しているブログの新着記事を欠かさずに見ることができる。有難いものです。

RSSと聞くと、その開発者の一人であるアーロン・シュワルツ(Aaron Swartz)という人を思い起こします。私と同年代の人ですが、私などとは比較するのもおこがましいほど才気とエネルギーに溢れた人であったようです。しかし、MITの論文ダウンロード事件に関わる裁判の最中、自殺してしまいました。私がブログを始めて3ヶ月後、2013年1月のことです。

彼は26年の短い人生の間で、驚くべき仕事を成しています。彼の残したもの、残そうとしたものについて考える時、変な話ですが、私はブログをできるだけ長く続けようと思うのです。

閑話でした。

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