今さらレジ袋有料化は義務ではなかったと言われても

ここ最近になって、急にあの鳴り物入りで始まったレジ袋有料化が実は義務ではなかったという言説を頻繁に目にするようになった。

レジ袋有料化は義務ではない。単なる「強い推奨」にすぎなかった、政府が答弁 | 日刊SPA!

自分としてはレジ袋に値札をつける行為自体は悪くないと思っていて、いる人がお金を出して購入するのは当たり前の話だと思っている。

ただ義務でもないものを明らかに義務と錯覚させるようにしていたのは間違いないやろ。強い不信感を覚える。国民をバカにした話だよな。

どんなものにもコストはかかる

どんなものにもコストがかかっていることは、現場で苦労すれば誰しもわかることだと思う。だから、レジ袋に値札をつけることも、僕は悪いとは思っていない。ただ多くの店舗では、そうすることによるオペレーションの負担や「ついで」の買い物の機会損失のほうがレジ袋にかかる費用よりも大きいと考えているのだろうし、実際そうだろう。そこはそれぞれの店が自分で判断すればよいことだ。

というわけで、レジ袋が有料でも構わないが、有料にすることを義務付けるのは違うんじゃないの、というのが僕の意見だ。環境に対して大きな影響があれば社会的に対応することもアリかもしれないが、啓発目的で環境に対する実際的な影響を期待しているわけではないことを政府自身認めている。

有料化は義務ではなかった

そんな中途半端な施策をすれば不評を買うのは当たり前だと思うが、その不満の声がいい加減に大きくなってきたからなのかどうか、今更になって、「実は義務ではなかった」という言説を多数見るようになった。で、実際そのとおりらしい。

実に国民をコケにしているなと思う。だったら最初からそう言えよと思うが、明らかに義務と受け取られるように広報していたし、またメディアもそれに迎合していた。裏でどれだけの力が働いていたことやら。

それで、風向きがちっとも良くならないからなのか、それとも抑えがきかなくなってきたからなのか知らないけれど、急に義務ではなかった、とはね。まぁプラスチックスプーンの話もあったからだろうな。

セブン、ローソン、ファミマ……「スプーン有料化するの?」脱プラ新法で変わる街の景色(BUSINESS INSIDER JAPAN) – Yahoo!ニュース

4月になったが、今の所プラスチックスプーンに金を取られたことはない。これについては「削減」が義務であってプラスチックスプーンそのものが狙い撃ちされたわけではないと周知されているからだろうが、それにしてもこれも本当はレジ袋と同じように有料化を義務だと錯覚させたかったんじゃなかろうか(というかこんな風に有料化の記事が出ているのはそういうことだろう)。

店が各々の判断で有料にしたりなんだりするのは勝手だと思うが、行政にやり方をああだこうだと言われるのは筋が違うだろう。

使い捨てレジ袋と使い捨て政治家

ということで、レジ袋で味噌がついたこともあり、一連のプラスチック悪玉論自体に僕はだいぶ眉唾になってしまった。これただの権益の類なんじゃないのって。世界レベルの。そういう人、けっこういるんじゃなかろうか。

そういえば、レジ袋有料化の広告塔であった小泉進次郎の名前を最近全然見なくなった。これは令和の検討師こと岸田文雄に冷や飯食わされているのもあろうが、そもそも彼の人気自体に陰りが見えているのだろう。もともと育休で休んだこと以外に実績がなく、親父譲りの人気だけが取り柄だったのに、なんでわざわざ国民に嫌われることをやったのだろうか。まぁ、何も考えていないのだろうな。その時々に上から求められたことをやるだけで。

彼はあの時、レジ袋と一緒に捨てられたのかもしれんね。使い捨てレジ袋ならぬ、使い捨て政治家だ。もっとも、使い捨てレジ袋には確かな仕事の価値があり、その価値に毎回スーパーで5円ばかり払っているが、使い捨て政治家には買い手もつかないようである。

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