テレビとネット議論に思う電子書籍の未来

テレビの有用性

ある著名なブログから

RSSの配信を見ていると、購読している有名なブログChikirinの日記にて、たいへん挑発的な記事がありました。曰く、「テレビを見ない人がいるなんてびっくり – Chikirinの日記」。挑発的とは言いましたが、ネットという世界で書かれたことを考えると、ということであって、恐らく一般的には普通の言葉でしょう。しかし趣旨はやや毛色が違います。テレビは時代遅れの不便なフォーマットかもしれないが、良い番組もあり、やり方を工夫すればかなり選別して優良なコンテンツを視聴できるのに、それを利用しないなんて勿体無い、というような趣旨であると思います。

このネットvsTV議論はネットvs本の議論に近い

テレビが題材に挙げられていますが、これは「ネットと本」の議論に近いと思います。なぜインターネットで何でも調べられる時代に、わざわざお金を出して本を買うのか、そして時間をかけて本を読むのか。それはhtmlより従来の形式が優れているから…ではもちろんなくて、本のほうがよくまとまっており、情報の質が圧倒的に高いことが多いからです。最先端中の最先端は書籍化された時にはもう既に遅いでしょうが、逆に言うとそれ以外の情報であれば、今でも本で勉強することが、通になるための近道であると思います。コンテンツの質の話ですね。

テレビも時たまつけると、だいたい愚にもつかない番組が電波にのせられていることが多いのですが、きちんと選べばたいへん良質なコンテンツもある、それは確かでしょう。重要な時事問題について非常によくまとめられていることもありますし、また音声・映像というのはイメージを形成するのにたいへん強力なツールです。特にあまり馴染みのない分野について理解しようとするには、なくてはならないものでしょう。

要は散逸的になりがちなネットの情報にばかり目を向けず、まとまったコンテンツを提供する既存のメディアも使い方次第なんだということで、これを否定する人はあまりいないのではないかと思います。

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Kobo gloで自炊本というのはたいへんな手間

使うまいと思っていたKobo glo

私は電子書籍リーダーとしてKobo gloを持っています。Kobo Touchも持っていましたが、レスポンス等があまりにも酷く、おまけにすぐに後継機が出てきて安物買いのなんとやらでした。それに比べるとKobo gloは少なくともハードとしてはまぁまぁのもので、恐らくKindle Paperwhiteにも引けをとらないのではないかと思います(ホームボタンの廃止はいただけませんが)。ただソフトは必ずしも使いやすいものではなく、またせっかくの外部SD対応なのに、公式では外部SD内の日本語ファイル名に対応しないなど楽天のローカライズも最低でした。さらにいくつかのトラブルと楽天の対応から、こんなもんは頼まれたって使うものかと思っていたのですが、最近身の回りの機器がどんどん壊れていき、そうも言ってられなくなりました。

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Personal Blocklistの多すぎるリストから任意のドメインを解除

Google Chromeの便利なところはやはり豊富なエクステンションでしょう。私がいまいちiPadであまりネットサーフィン(死語?)する気になれない理由の一つは、iPad用Chromeがいまだエクステンションに対応していないからです。特に便利に使っているエクステンションの一つに、Google謹製の拡張機能Personal Blocklistがあります。

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よい電子書籍管理ソフトはないものか

Calibreなるもの

オープンソースの電子書籍管理ソフトであるCalibre(キャリバーなのか、カリバーなのか)が、一年ぶりにメジャーバージョンアップを行いました。バージョン2となったわけです。Calibreは公式でebook library management applicationと紹介されていますから、管理ソフトと考えてよいと思うのですが、日本語の情報を検索すると専ら電子書籍の形式変換ソフトとして紹介され、また用いられていることが多いようです。かくいう私も、CalibreはKindle本をあれこれするためのアプリとしてしか用いていません。

電子書籍の管理ツールというのはなかなか鬼門のようで、少なくとも日本ではこれというものがありません。現在はファイラ最強というのが現実ではないでしょうか。Calibreを使えればと私も思うのですが、まだ使いこんでいないものの、どうもUIが野暮ったいというかわかりづらいというか、少なくともこれを使って大事な書籍を管理しようとは思えませんでしたね。多分馴染みのない項目、コマンドが並んでいたらからだと思います。恐らく必要にして十分な機能があり、玄人好みではあるのでしょうが、素人にはわからない。

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11インチMacBook Air 2013を一年以上使っての使用感

MacBook Air(以下MBA)を買ったのが、たしか去年の7月頃だったと思います。あれから一年以上経ちました。MBAは私が現在もっともヘビーに使っているものの一つ…というより、あらゆるものの中で一番よく使っているかもしれません。
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Livedoorブログの編集にシンプルエディタを使ってタグ打ちで書くことにする

いつの間にかこの雑多なブログをはじめて二年近くたちました。通してみると、いったい何のブログなんだかよくわからない感じですが、なんだかんだで一日何百人かに継続して閲覧されているようで、少しは世の中にたっていたらいいなぁと思う今日この頃です。

ブログの編集にタグ打ち

そもそもブログサービスの良い所というのは、HTMLの知識がない人でも簡単にそれなりの見栄えのページが作れてしまうところなのでしょう。情報関係のことがめっぽう苦手な私の母でさえ、趣味仲間とアメブロで交流をしているようです(ところでアメブロにありがちな改行連発や装飾過多な文字列を見ていると、昔のテキストサイトを思い出します。やはり皆が通る道なのでしょうか?)。だからタグ打ちが標準ではないのも道理です。ところが、htmlタグを使ってある程度構造を意識した文章を書こうとすると、いろいろ不便なところがあるのですね。端的に言えば、Livedoorブログの標準エディタには「見出し」がないのです。そういったことを意識しない人向けということなのでしょうが…。自分でHTMLソースをある程度いじることもできるのですが、標準のエディタといったり来たりするとたいへん面倒くさい。まぁブログというのはそんなものなのだろうと思っていたのですが、ヘルプページをなんともなしに眺めていると、Livedoorではブログ設定でシンプルエディタに設定することでタグ打ちができるということを、いまさらながら知りました。

早速いくつかのページを編集してみると、なるほどこれは便利。pタグやhタグを入れて見出しや段落の設定がちゃんとできる。もちろんこれが私の母にとって最適なエディタでないことは自明ですが、少なくとも私にとってはこちらのほうが分かり良い。これからはこのシンプルエディタで編集をすることに決めました。

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SafariでCreateLinkの代わりとしてFormat LinkでタブのURLコピペ

ChromeのCreateLinkの代わりになるものをSafariで探していました。で、一番いいなと思ったのがあまり日本語では情報が見当たらなかったFormat Linkでした。

(2017年1月2日追記)Format LinkはApple公式サイトから削除されてしまったようです。当記事にTwitterでつぶやいてくれている人がいて知りました。情報ありがとうございます。そして私は結局Chromeに戻ったので、再び代替を探す気力はありません。。。
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ASUS TAICHI21 をWindows 8.1にアップデートした後にやったこと

ASUSのTAICHI21といえば、Windows 8が発表された後各社が競って出した新機構の中でも、両面ディスプレイという斜め上の発想を具現化した変態ノートです。このような変態デバイスにつきものなのは、OSアップデートによる不具合でしょう。TAICHI21もご多分に漏れず、8.1にアップデートすると、そのままではウリである天板ディスプレイが使えないという悲しいことになります。なので、BIOSをアップデートしなくてはいけません。

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