LPIC303合格体験記と勉強法。勉強はPing-tオンリー

[最終更新] 2021年5月4日

クラウド全盛の世の中、Linuxを業務で使うことはあまりない、というより使わないようにしているという方が正しいですが、LPIC Level 2の有効期限が切れかかっていて、まぁせっかくなのでLPICの上位資格の一つでも取っておこうかと、303を受験しました。セキュリティ系なら、得られた知見も多少活かせるところがあるかもしれないし。

勉強期間は半年、合計30時間ほど、勉強方法は漢のPing-tオンリーです。

スコアと難易度

まずスコアですが、580でした(なお範囲は200 – 800)。

Cryptography64%
Host Security75%
Access Control90%
Network Security70%

正答率は44/60 = 73%。問題を解き終わった後、各問題について自信のほどで0-5点にして計算してみたところ、だいたい7割といったところでしたから、だいたい自己採点どおりの結果なのかなと思います。

これまでの試験はだいたい9割くらいの自信があったので(過去のやつ→https://hack-le.com/category/certificate/lpic/)、やはりレベル3にもなると難しくなるなーという感触は正直ありました。最初の1問目がいきなりわからなかったのでだいぶ焦った。

この後で詳細を書きますが、Ping-tだけで勉強してきたのですけれど、「あっ、この問題、Ping-tで見たことない!」みたい逆進研ゼミ現象けっこうありました。

まぁでも、合格ラインには到達できるということですね。

勉強方法、勉強時間

前述したとおり、勉強方法はPing-tオンリーです。

https://ping-t.com/

Ping-tしか使っていません。今までのLPICの試験もすべてPing-t1本でやってきました。もうPing-tの回し者かってくらいPing-t推しです

勉強時間もこれまでとたいして変わりません。今回余計な語呂合わせ戦法なども使ったので無駄に30時間くらいかかったような気がしますが、多分真面目にやると20-30時間くらいなのはどの試験も同じだと思います。まぁやり方にもよると思いますが。

自分の場合は、Web問題集を2週して、コマ問をすべて解いて、あとはひたすら模擬試験です。僕はコマ問大好きですけど、しなくていいんじゃないってコメントもいただいたこともあります。読んで覚えるタイプの人ならそうかもですね。でも僕は書いて覚えるタイプなので、コマ問で一気に記憶が定着する感があります。あとコマンドのオプションについては語呂合わせ使ってアホみたいに覚えました(記事書くかも)。結果、模擬試験については10分程度で90%以上安定、という状態に。

それでもスコアは580。うーん。Ping-tで全然やってないところがけっこう出ました。auditctlはエライ突っ込んだ問題出されて知るかって思った記憶が。Ping-tに問題投稿コーナーとかあったら送ってもよかったんですけど。いやさすがに大ぴらにやったらダメか。一応守秘義務みたいなのあるし。なんだよそれって思うけど。やっぱりああいうの、覆面して問題調査しに行ってるんですかねー。

ということで、Ping-tだけだと解けない問題はたしかにけっこうあるんですけれど、合格ラインには到達できる、できた、という感じです。なので、謎の教材に大金払う必要ないです。Ping-tを信じなさい。

あ、DNSSECのところは、正直Ping-tの解説だとよくわからなかったのですが、以下の資料の19ページをよく読んで理解できました。良い資料ですね。ありがとうございます。

https://www.nic.ad.jp/ja/materials/iw/2012/proceedings/t9/t9-Funato.pdf

DNSSECのところ、ZSKだのKSKだの頭こんがらがってくるので、是非参考にしてください。

勉強内容は役に立ちそうか

さて、LPIC303の勉強は果たして役に立つのだろうか、という点ですが。

どうなんですかね。自分の場合、LPIC Level2の有効期限が切れそうで、なんだかもったいなくて受けたという感じで、別に必要があったわけではありませんでした。LPIC Level 2も、果たして資格を取得した意味があったのかと言われるとよくわからない。あったのだろうか。

一生使うことがないだろうコマンドのオプションや設定ファイルのパラメータを覚えるのは控えめに言って虚無でした。というか、たとえ使うにしてもググるよそれ、って思う。問題にしやすいのはわかるんだけれど。まぁそれはLevel 1でrpmやaptのオプション死ぬほど覚えさせられた時にも思いましたが。二度と使わねーわ。manするわ

ただまぁ、通り一遍のシステムについては知ることができたのは良かったと思います。RADIUSとか知らなかったけれど、会社でしれっと会話に出てきた時には100年前から知ってましたみたいな顔して会話してました。この時は「あっ、その言葉、Ping-tでやったやつだ!」と進研ゼミ現象が起きました。

あー、あとX.509証明書のフィールドを死ぬほど覚えさせられたので、抵抗感はだいぶ薄れたと思います。証明書の話はWebでもIoTでも何かと出てきますからね。DNSSECの仕組みを頑張って理解できたのもよかった。

まぁ正直この時間使ってAWSの資格でも取ったほうが直接の役にはたったと思うし、今業務で差し迫って必要でないのに取る意味ある?と言われたら微妙だと思うんですが、Level 2の資格が切れそうなら、取得してもいいんじゃないですかね。そのうちに役立つ日が来るかも知れないし。受験代もいつの間にか安くなっていたし。会社から補助金出るならいいですが、自腹で受ける人もいるでしょう。僕も零細で働いていた時には必死だったので、自腹で受けていました。。。あの頃こそ補助してほしかったなぁ……当時僕の年収は200万でした。まぁ世の中ままならないものです。

Linuxのサーバーをゴリゴリ使うことは多分ない、というかそれをしなくていいように立ち回っているというほうが正しいですが(サーバレス万歳)、まぁでも、だからこそ資格取得くらいはしてみてもいいかもしれないですね。有効期限が切れそうになったら、今度は304でも取ろうかしら。仮想化も通り一遍の知識はつけておいてもまぁいいかなと思えますし。

まぁ、たまには試験を受けるのも、程よい緊張があってよいですね。AWSの試験も受けようかな。

(参考)LPIC303受かったよ | QnQ

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