Mac版LibreOffice Vanillaがやけに不安定…本家は安定

[最終更新] 2016年9月15日

環境:Mac mini 2012 Core i7, MEM16GB, Fusion Drive(SSD 480GB + HD 1TB), OSX 10.11. El Capitan, LibreOffice Vanilla 5.2.1

Microsoft Officeは高過ぎるとか、Linuxで使えないという不満を抱えている人の福音がLibreOfficeです。私はMac版MS Office 2011を持っていますが、いよいよサポート期限まであと1年。そろそろ脱MS Officeに本腰入れるか、と最近LibreOfficeをよく使っているのですが…。Macでは従来のWebサイトから落とせるバージョンとApp Storeからインストールできるバージョン(Vanilla)があるのですが、Vanilla版は非常に不安定でした。Webサイトからダウンロードしたほうがよいですね。

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Vanillaだけ不安定

前文に記述したとおり、Mac版LibreOfficeは二種類あります。Webサイトからダウンロードするタイプのものと、Mac App Storeからインストールできるものです。App StoreのLibreOfficeは、LibreOffice Vanillaという名称が使われています。App Storeからインストールできるのは、管理の面からしても嬉しくて、またスマートですから、喜んで使ってみたのですが、どうもこれ、本家に比べると非常に非常に非常に、不安定かつ機能が落ちます。

環境:Mac OSX 10.11, LibreOffice Vanilla 5.2.1

やたら落ちる

どう不安定化といいますと、もう、とにかく落ちる&落ちる&落ちる。トラックパッドで一気にスクロールしたら落ちる。長時間開いていたら落ちる。保存したら落ちる。とにかく落ちる。最初、Mac版はこんなに不安定なのかと驚きました。少なくとも、以前Linuxで使っていた頃には、安定しているとまでは言わないまでも、こんなに不安定ではなかったからです。

一日で十数回は落ちましたたが、まぁフリーだし、こんなものなのかなぁと思っていました。

Calcで列の全体指定をすると固まる

表計算ソフトCalcは、Version 5よりA:Aという書き方が許されるようになりました。これは可変のデータを扱う際にはたいへん便利な記法なので、喜んでSUM関数で使ってみると……固まります。最初、何故固まるのかわからなくて、原因追求に時間がかかりました。

この問題は、全体を指定していることが問題というより、範囲が広すぎることが問題であるようです。たとえば、A1:A1000をSUMすると、これはできるのですが、ワンテンポ遅れる。つまり、処理に時間がかかっている。そんな阿呆なと思いましたが、現にかかっている。となれば、A:Aとは畢竟A1:A1048576のことですから、まぁ処理が終わらないのもむべなるかな。メモリを観察していると、LibreOfficeのメモリ使用量がどんどん増えていき、2GBに達したところで、強制終了にしました。うーん。

Baseが開けない

そもそも、列全体や行全体を指定するような書き方をしなければならないこと自体が筋悪なのか?とも思いました。そういったものは、データベースソフトを使えということだろうか。LibreOfficeには、Baseがあります。

ということでBaseを使ってみるかとやってみると、なんだかどうやっても使えない。dBaseに接続できないとかなんとか。後々調べてみたところ、「LibreOffice Base ? – ふなむしは本の虫」の記事によりますと、Vanilla版はJavaが使えないように見え、それが原因ではないか、と。ううん。

本家は問題ない

試しに、一つ前のバージョンならばどうだろうかと、Webサイト「ホーム | LibreOffice – オフィススイートのルネサンス」から5.1.5をダウンロードして、インストールしました。すると、驚いたことに、こちらはまったく問題がない。クラッシュもしないし、Calcで列全体を指定してもスイスイと計算してくれる。おお。

この時点で、本質的な問題はバージョンよりもApp Store版であることなのではないか、と思い直し、Vanillaと同じ最新バージョンの5.2.1をダウンロードして使ってみると、果たして、果たして、問題がない。やはり、Vanilla版が問題であったらしい。

前述のBaseの問題もそうですが、なんとなく、App Storeに掲載するための制約が故、という気がします。

というわけで、App Storeからダウンロードできるのは便利なのですけれど、今までどおり、Webサイトから最新版をダウンロードするほうが良いようです。

それにしても、LibreOffice、随分便利になりましたね。これならば、問題なくMS Officeから離れることができそうです。閲覧だけなら、ExcelやPowerPointのファイルも再現性がけっこう高いですね。素晴らしい。編集し直すとなると、色々問題があるのでしょうが。

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