iOS 10のシャッター音がいくらなんでも大きすぎてiPhone購入を躊躇うレベル

(2016/12/18追記)iOS 10.2になり、シャッター音が小さくなりました。また、スクリーンショットは無音化させることができるようになりました。さすがにAppleもでかすぎると思ったようです。

先日、私のiPad Air 2をiOS 10にアップグレードしました。まぁ特に変わらないなと思いながら使っていたら、スクリーンショットの音が大きすぎて、夜自室で一人びっくりしました。ただでさえ大きかったシャッター音がさらに大きくなっていて、もはや騒音レベル。iPhone 7を購入する予定でしたが、それを躊躇うレベルで大きすぎます。本当に防犯の役割を果たしているかも非常に疑わしい昨今、さすがにそろそろ見直すべきではないでしょうか。

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ものには限度があるだろう

ちょっと、iOS 10にしたことを後悔しています。それくらいシャッター音が大きい。大きすぎる。ただでさえ大きかったのに、さらに大きくなっている。

iPadは基本的に家で使っているので、周囲の人を気にする必要はありませんが、それでも私自身があまりに音が大きすぎてびっくりしています。耳障りで不快な音です。私はよくスクリーンショットをとりますから、これはちょっと本当にどうにかしていただきたい。

言うまでもなく、シャッター音は防犯になりません。(怪しげな)無音アプリの流通は周知の事実です。犯罪者にはなんの抑止力にもなりません。通信業者の「防犯対策してますよ」というポーズ以上の意味はありません。バカを見るのは一般ユーザーだけです。

これまでも十分に大きかったのに、何故より大きくしたのか、理解に苦しみます。「マナーモードでもシャッター音が鳴る日本のiPhone その起源はあの芸能人 - BuzzFeed News」の記事によると、Appleは日本の通信業者の基準(法律ではなく、業者の自主規制の模様)に従っているだけとありますが、それでは大きくしたのは基準が変わったからなのでしょうか。本当に?

だいたい、日本の企業であるSonyのXperia Z3は、少なくともこんな耳を劈くようなレベルの音は鳴らしませんし、スクリーンショットは無音でとれます。これくらいであれば、私もとやかく言う気はありません。

しかし、iOS 10のこのシャッター音は大きい、大きすぎる。自室でスクリーンショットを取った時、その音の大きさに自分が驚いてしまう。これは異常だと思います。とても阿呆らしい。建前上必要だとしても、ものには限度があるでしょう。

iPhone 7では、バグを利用して無音にする手法も公開されていますが(残念ながらiPadには適用できませんでした)、面倒ですし、なにより件の手法では普通に音楽も楽しめない。私はスクリーンショットは頻繁に使うし、飯の写真を日記代わりにとっているので、この件は非常につらい。毎回食卓でこんな音が鳴ったら、苛々してしまいそうです。iPhone 7、購入予定でしたが、初めて躊躇いを感じました。

…ちょっと話がずれますが、この話は外食時の撮影行為そのものに対する苦言に結びつけられることもありますけれど、それはちょっと議論の次元が違います。この自主規制は、盗撮という明確な「犯罪」を防止することを目的としたものです。一方で、外食時の撮影行為そのものは一般的な犯罪ではなく、各店のローカルルールの問題であり、マナーの問題であり、あるいは気にいる・気に入らないという主観の問題です。通信事業者も別に外食時の撮影行為を公式に規制しようとしているわけではありません。ですから、外食時の撮影は、マナーの問題として、この盗撮防止のシャッター音問題とは別に議論すべきことだと思います。

……閑話休題。Xperia Z3、決して悪いデバイスではないのですよね。iPhone 7のほうが確実に普段使いには快適だろうとも思うのですけれど、うーん、なんだかなぁ。小さなことではありますが、こういう小さな苛々は、排出されず蓄積されていくものです。うーん、iPhone 7への乗り換えで、一つ、悩ましいことができてしまいました。Xperia Z3に、まだまだ頑張ってもらおうか……。うーん……。

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