最近姉がVR/MRに興味を示していて、Meta Quest 3を買うかどうかずっと悩んでるんよ。僕はOculus Quest 2をだいぶ前にポチっていて、最初にひとしきり興奮した後はインテリアにしてしまっていたから、「一度試した方がいいよ」と忠告していた。姉もそれは感じているようで、安い買い物でもないし、レンタルサービスみたいなものを検討していたが、レンタル自体もけっこうお高く、お悩みの様子だった。それで、どうせホコリをデコらせているんだから貸してあげればいいかと、この前送ってやったんさ。着払いで。
姉は初のVRをだいぶ楽しんでくれたようで、「Meta Quest 3買う!」「PCVRやりたい!」とか言い出す始末。そんでノートPCの内蔵グラフィックでやろうとムチャする始末。姉よ、それは無理だ……。VRやるなら、まぁそれなりにガチめのゲーミングPCほしいよね。
そんなノートで大丈夫か?
ただ姉はゲーミングノートを考えているようで、「悪いこと言わんからやめとけ」と説得している。ノートの楽さに慣れてしまったというのは僕もわかるが、ゲーミングPC買うならデスクトップがいい。それもできるだけいいやつだ。
うちにあるゲーミングPCも6年前に発売されたお爺ちゃんのハイエンドだが、バリバリ現役だ。いや、もちろんそのままではない。グラボは当時のハイエンドGTX1080TiからRTX4070(値段は同じくらいだが今のミドルエンド……グラボ高すぎんよぉ……)に換装している。メインストレージは劇的に安くなった2TB NVMe SSDだ。さらにSATA 2TB SSDと2TB HDも繋げており容量は不足なし。メモリは残念ながら最初についていた32GBがMBの限界だったらしくそのまま。しかしまぁ、今のところ32GBを超えて必要とされたことはないし、これ以上は趣味かな。AIだと128GB必要とされることもあるらしいが、そんな用途だとメモリ以前にまずグラボで門前払いなので……。
こういうことができるのが、デスクトップPCの良いところだ。特にハイエンドのゲーミングPCならば、マザボも電源もPCケースもしっかりしたものが選択されているので、長期的なメンテナンス性に優れる。進化の早いPC業界も一頃に比べればずいぶん落ち着いたので、CPUのCore i7-8700Kもまだまだ使える。電源は750WだがPlatinumだし、その気になればRTX4080くらいは射程に入る……が、むしろPCケースの物理的な空間のほうが問題かも。330mmはギリ入るはずだが……。
ゲーミングPCは安い買い物ではないので、一度買ったらできるだけ長く使いたい。長く使うにはしっかりとした基板のうえで、時流に乗っかってパーツを交換していくのがいい。
一番高いやつは無理
まぁとはいえ、2023年現在、「一番いいやつをくれ」というわけにはいかない。グラボが高すぎる。RTX4090はそれ単体で30万する。しかもこの高騰の波はAI需要もあって収まりそうもない(一時25万くらいになってたけどまた高くなったね……)。この馬鹿高いグラボを積んだハイエンドゲーミングPC、フツーに50万円前後するし中には70万するとかもザラだ。タコなのは配線だけにしろ。
さすがにPCには出せても25万くらいでは?と思うので、そうすると今ならRTX4070Tiあたりになるだろう。まぁVR用途だとVRAM重要だろうし、RTX4060 Ti 16GBあたりがいいのかもしれない。今だとRTX 4060Ti 16GBマシンなら20万で換装用のストレージ&メモリまで用意できそうだし、そのほうがいいかもね。
RTX4060Tiは発売前からボロカスに叩かれまくりの約束された産廃だったが、資本主義の神の圧力により光速で価格が熟れ、選択肢に入るようになってきたかと思う。今もドスパラでPalitのやつが69,800円だったし、この価格ならアリでは。まぁ僕の持ってるRTX4070も、最初は叩かれまくっていたけど値段が落ち着きはじめてからは「まぁアリか……?🤔」って感じになったし。まぁ僕は高い時に買ったけどな!
少し待てば安くなるのはわかっていたが、我慢できなかったんや……😭
SUPERを待て
そもそも今は「待て、まだその時じゃない」みたいな時期ではある。SUPERシリーズの噂があるからだ。
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4080はともかく4070シリーズが価格据え置きでパワーアップするなら是非待つべきだし、4060の価格帯にも影響があるだろう。まぁ実際40xxシリーズのグラボは高すぎるからなぁ。為替の影響もあるので、待っていれば必ず今より良くなるとは言い難いかもしれないが、まぁでもかなりの確度で今よりはマシな状況になるんじゃなかろうか。
4080 SUPERのVRAMが16GB説と20GB説あるんだが、20GBになってほしいなぁ。そして16万くらいになれば検討する。。。
などと言いつつ、とにかく初期投資抑えたいしそこそこ動けばいいし拡張とかしないバーカバーカなら、結局RTX3060で十分な気はする。GTX1080TiでもStable Diffusion動かすとパワー不足だったが、適当にゲームする分には別に問題なかったしな……。RTX3060なら自作PCで10万もいけそう。割り切って拡張も考えないならゲーミングノートもアリかもね。ディスプレイついてくるし。
AI記事との比較
ということで、結論的にはゲーミングPC買うなら一番いいデスクトップPCを長く使いたいところだが、グラボが馬鹿高くなっているので、二位、いや三位とか四位でいいんじゃないですか、でもそこらへんもうすぐアプデされるからそれを待て、という感じ。でも割り切って安く済ませたいならRTX3060搭載PC、ラップトップもアリよって感じかしら。
というゲーミングPCについての雑感をたらたらと書いたわけだが、この記事を書いたきっかけは、同じテーマでAIに書かせた記事がつまらなかったことだ。記事は以下。
AI記事もちょっとしたコツがあって、続けている間に技術系の記事は少しうまく書けるようになったと思うんだが、まだまだこの手の情緒が入る記事は難しいらしい。内容的にはまぁそこまで不足はないかなと思うんだけれど、とにかく面白くない。口調だけギ○モードっぽくしてみたが、胡散臭くなっただけで本質的な薄っぺらさをカバーするものではなかった。
まぁでも時間は確かに劇的に短い。この雑記事ですら2時間くらいかかってるという事実。なにしてんだ。AIだったら10分よ。AIライターへの道は遠い。。。
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