パリじゃないけど燃えている(パリも燃えている)
世は大公開時代ということで、毎日のように情報漏洩のニュース、なんならお前の情報漏えいしたから!と直接メールがきてどうすることもできずに憤懣やる方ない昨今、海の向こうではそれどころではなくにわかに信じがたいことが起きているようです。
フランスで55万人が大規模デモ 教育改善や物価高対策を求め放火・略奪 - 日本経済新聞
この記事の見出しについて、「放火や略奪はデモじゃない、暴動だ」とSNSでは総ツッコミ入っている感じです。ここには、なにか特定の勢力に配慮した表現をしているんじゃないのか、という疑念があると思います。
一方で、日経のサムネ写真は燃え盛る映画バックドラフトのようなもので、インプ目当てを差っ引いても裁量の範囲で深刻さを伝えようという感じもあります。

また、用いられている表現自体も「暴動」こそないものの、見出しには「放火・略奪」、記事内には「暴徒」「極左集団」といった言葉も飛び交っています。事態の深刻さそのものを隠す意図はないように思われます。ってか隠せんだろさすがに。
アンタッチャブルなの?
とはいえ「暴動」とは言わないことはもちろん、何よりみんなが思う勢力に一切触れないので、不満が渦巻いていると思われます。こういう時もっとも世論を正直に反映するのはGoogle検索ボックスのサジェスト欄でしょうね。

堂々のサジェスト1位「移民」ですね、はい。SNSではショッキングな動画や写真が大量に出回っております。昨今AIもありSNSの情報について真偽不明と言われるとそうですが、少なくとも日経の記事にもあるようにリモージュ市の市庁舎(歴史的建造物でもある)が全焼など公に認められた衝撃的な事実がやはり衝撃的な写真と共に報道されています。メディアの動画でもかなりショッキングですね。
"黒ずくめ集団"の凶行
コナンかよ。と思ったけど動画見て普通に引いたよね。フランスヤバいわ。
この色々な意味で限界な状態において、動画のコメントにも散見されますが、「移民」のキーワードが不自然な程回避されているのではないか、という疑念の目がメディアに向けられている形だと思います。
過去の歴史を思えばメディアが慎重になるのはわかります。とはいえ確かに決めつけられないものの、まったく触れないのも変な話。だってもし違うなら、それは悪質かつ深刻なデマということになります。実際、100%の確信を持って違うと思っていれば、ネット上ではこれに伴い移民のせいだというデマが流れていると注意喚起するはずです。それをしないことが、逆説的に、触れないことによって触れている、と言えるかもしれません。そんな触れ方でいいのかは置いといて…。
…と書いて予約投稿で放置していたんだけど、どうやら予約している間に俺たちのNHKがデマ認定したらしい笑 思想信条のためNHKの記事はリンクが貼れないので二次情報でスマンやで。
【朗報】NHK「パリ暴動で『移民が暴れている』と言うのはデマです、誤情報に気を付けてください」 | Tweeter BreakingNews-ツイッ速!
ある意味ブレない。
なお安定の産経はガッツリ触れてましたが「「フランスが燃えている!」 トランプ氏、仏政府抗議デモは「移民の暴動」と国境閉鎖主張 - 産経ニュース」。
ただ直接移民というより、扇動元があるというのはこれはそうだろうと僕も思っていて、これはマクロンも「極左勢力」という言い方してますけれど(マクロン仏大統領、高校生デモが政治勢力に「利用されている」と発言 首相は極左を名指し:時事ドットコム)、フランスの政党LFIの関与だというのはそうなんでしょうね。トランプも反応しているし、マクロンも確信ないと言えないでしょうし。
このへんについては、以下の動画見てなるほどなぁと思いました。
そういえばこれまで極右勢力の話はよく聞いたけれど、極左勢力のことはあんまり聞かなかったな、とはそう思います。漠然と二極化している、くらいでしたかね。
正直LFIも今回の件について調べる過程で知りました。確かに僕は不勉強だったけれど、みんなフランスについてはルペンルペン言ってたやないですか…しかし今回たいへんなものを盗んでいったのはルペンではなく。今回もけっこうちゃんと記事深く追っていかないとLFIは名前も出てこないです。
最初に燃えるのは常に市民
まぁ誰のせいであれ、暴動が起きればその矛先はまず市民に向かう、というのはそうでしょう。フランス革命だって最初からルイとアントワネットのクビにいったのではありますまい。下記の動画は普段からパリに住まわれている方の動画のようで、事後の生々しさがありました。
怖い。
実際に被害を受けているのはマクロンの家ではなくスーパーマーケットです。いかなる大義名分を掲げようと、やっていることは略奪であり、その矛先はまず市民に向かいます。これは昔から今に至るまで本質なのでしょう。警戒しなければなりません。
しかし、どんどん物騒になっていきますね。フランスといえば、少し前に冷蔵庫がサイバー攻撃を受けて圧倒的温度になるということがありましたが(「仏スーパーの冷蔵庫にサイバー攻撃、設定温度が上昇 数億円相当の食品を廃棄か(BBC News) - Yahoo!ニュース」)、今度はサイバーでなく本当に攻撃(物理)で炎上(物理)。サイバー攻撃でSNS炎上の我が国はまだ平和だったのか…。
いやまぁ、お陰様でアメリカから電話かかってくるようになりましたし許しませんが…。なんかかけなおすとバカ高い通話料が発生し、その一部がバックマージンされるといううんこみたいな詐欺があるそうです(「至急+1(866)から始まる知らない電話番号から電話きたんですがなんでです... - Yahoo!知恵袋」)。
世の中どんどん荒れていっているようです。少なくとも僕の人生においては、これから経験したことのないフェーズに向かっていくのかなぁと、漠然とした不安があります。
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