万全というわけではないけれど、熱は下がったし、喉は違和感こそあれど痛みは引いたので、まぁ回復したと言っていいと思う。仕事もできる。これが新型コロナだったのかどうかはわからないが、厚労省曰く発症日+5日が外出自粛の推奨期間とのことなので(法的な要請ではない)、大事を取って外出自粛はしている。
症状は軽かった
症状としては本当に風邪そのものであった。体温を測った中で一番高かったのでも37.4度。まぁ僕の平熱は36度前後で、今朝方測ったときには35.9度だったから、僕の37度半ばは普通の人なら38度くらいのインパクトだとは思う。とはいえ、逆に言うとその程度とも言える。さすがに、頭はぼうっとしていたが。
喉の痛みにはまいったが、それも新型コロナにかかた姉の旦那が言っていた「カミソリを飲んでいるようだ」という形容には程遠いものだった。とはいえ、一番つらい時だと「話すのがつらい」くらいには僕もなっていた。ひたすらお湯を飲んでいたらだいぶマシになったが。一番活躍したのは温度調整ができるケトルだったな。喉は今も少し違和感があるにはある。
あとは頭痛もあった。しかしこれは純粋に寝不足のためだったようにも思える。
軽い症状でもコロナではなかったとは言えない
ということで、症状は文字通りの軽症としか言いようのないものであった。しかし、だからといってコロナではなかったとも言えない。実際、コロナにかかった人の多くは、僕と同じような感じだったのではないかと思われる。
2類扱いであった時の最後の統計の時点で、既に3300万人が感染したとされていた。
国内コロナ感染、新たに9398人 累計3381万9138人 - 日本経済新聞
これは日本人の3割近い強烈な数値だ。しかも一番多いのは無症状だとも言われているわけで、そうするともはやかかっていない人のほうが少ないのではないかとも思える。それでもまぁ、結局我が国においての死者数は75000人ほど、しかもよく言われるようにコロナと診断されたらコロナ死因という雑な運用をしてそれだったようなので、個人的には年間の自殺者数・行方不明者数を思えば、こんなものかというのが正直な感想だ。
まぁ実際、重症化した人や、思ったよりも重かった人が目立つけれども、実際は「風邪?🤔」とかなんならかかったことに気づいてすらいない程度の人が一番多いのだろうと思う。実際、自治体のサイトを見ても「順調に経過すれば風邪と大差ない」と書かれていたりするわけだ。
一般的な症状の経過について
セルフケアのポイント(新型コロナウイルス感染症) - 保健福祉部感染症対策局感染症対策課
発熱・喉の痛み・鼻水・咳・全身のだるさなどが現れますが、ほとんどの方は2~4日で軽くなります。
順調に経過をすれば、症状としては「かぜ」と大きな違いはありません。
高熱となることがありますが、市販の解熱剤などを服用し、安静にしてください。
ただし、高熱が4日以上続くなど、辛い症状が続く場合はご相談ください。
そうすると、症状が軽かったからといって、コロナではなかったとは言えない、ということになる。
外出自粛中
そんなわけで、夏風邪だったかも、とか思ったりもするわけだが、そうは言ってもコロナだったかもしれず、またほとんどの人にとっては「かぜ」と大きな違いがなかったとしても、重症化する人がいることは事実であるし、また軽い症状といってもやはりしんどいには違いないので、何も疑いがある中でウキウキと外に出ることもなかろうと、外出自粛をしている。
自粛の目安としては、厚労省が発症日(症状が出た日を0日目)から+5日とのことなので、今週は家で大人しくしているつもりだ。まぁどうせ言われなくても普段は家にいるばかりの引きこもりなのだが、不思議なことに、「家にいないといけない」と思うと無性に外に出たくなる。まぁこれは僕が生来の天邪鬼だからなのかもしれないが。
ただ今回思ったのは、こういうことがあると、独り身は何かとたいへんだなということである。いざとなった時に連絡するための病院についても調べていたが、もし容態が急変していた場合、そういったことも朦朧とした意識の中でやる必要が出てくる。これはまぁ確かに厳しい。しかし、そうは言ってもとなぁとか、帰省したらまた言われるんだろうなとか、まぁ言われる間が華なんだろうけどなとか、色々なことを思う週末の夜。
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