買ってしまいました。Chromebook。Chromebookを使うのは久しぶりです。前回買ったときは、19,800円のCeleronなお安いやつで、まぁ使えないことはないのだけれど、MacBook Air 2013を持っている身としては使いどころがなかったな……と、一年もたたずに売り払ってしまいました。
今回は違う。違います。今回買ったChromebookはCore i5-8250Uです。もう期待しかない。メモリも8GB。いったい何に使うのか?わからない。わからないが、めっちゃ快適。楽しい。楽しいです。本当に。まだ全然使えていないけれど、とりあえず今はこの楽しさを書きなぐりたい。
Chromebook再チャレンジ
これで二台目のChromebookになります。といっても、一台目は既に売り払っているので手元にはありません。いつ頃買ったのだったかな…とブログを掘り起こしてみたら、2015年の12月でした(Chromebook 購入しました – 或る阿呆の記)。そして売り払ったのが2016年の10月のこと(PROFILE – 或る阿呆の記)。まぁつまり、一年も使わなかったということです。
しかも、その間Chromebookをうまく使えたと思ったことはありませんでした。当時はまだMacBook Air 2013でも十分戦えていたので、ノートパソコンとしてもセカンドマシンの位置づけだったわけですが、正直ノートパソコン、そんな何台もいりません。私はタブレットも好きですから、カジュアルな使い方ならばiPadで十分なわけです。快適だし。
そもそもノートパソコンよりデスクトップマシンを大事にしてしまうので、ノートパソコンの出番自体がそんなに多いわけでもないのですよ。
ということで、Chromebook初トライは三本指スワイプでタブ間移動が便利だったな、くらいのものでした。
あれから三年、時代は変わりました。
まず大きいのはAndroidアプリがChromebookで使えるようになったこと。これは大きい。特にタブレットはiPadとKindleでローエンドからハイエンドまで完全に制覇されてしまっていて、Androidタブレット市場は死んだも同然、まぁHuaweiがかろうじて踏ん張っている程度のものです。悲しい。そのHuaweiも昨今のアメリカとの対立で、どうなることやら。
でも、ChromebookでAndroidアプリが使えるとなれば話は変わってくる。夢の大画面Androidタブレットの代替えとしても使えるわけです。これは嬉しい。
次に、Linuxが公式にインストールできること。開発マシンとしての運用も夢ではなくなってきた。まぁ、実際本当に開発でガンガン使えるのかというと、正直やってみると色々難しいところがあるのだろうなぁと思っていますが、しかし夢はあります。素敵。
そして、ノート用の4コアなCore iシリーズが出たこと。これはむしろAMDに感謝でしょうか?長らくノートはハイエンドでも2コア時代が続きましたからねー。
あと……最近のMacBook Proが正直微妙なこと。高い。割に微妙。Touch Barいらない。ほんとに。
最後に、ハイスペックなChromebookがまぁまぁな値段で出ていること(少なくともMacBookと比べれば…)。……日本には入ってきておらず、まぁ個人輸入すればよいのですが、関税もかかるし、技適の問題もあり必ずしも大手を振って使えるわけではないことが残念ではあります……。まー輸入品の場合、実際問題になるのはキーボードのほうでしょうか。僕はUS派なのでよいですが。
際立った進化のないWindowsとMacのPCを尻目に、Chromebookは着実な進化を続けてきました。このスマホ全盛の時代に、今なおPCのことをGoogleさんが真剣に考えてくれているのはすごく嬉しいです。心強い。
さすがに愛機MacBook Air 2013もそろそろ限界が見え始めて、ノートPC新調したいなと思っていたところで、いくつもの要因が重なり、今こそもう一度Chromebookを手にすべき、と、ついついポチってしまいました。
デスクトップ超えの体験も
で、今現在、こうしてChromebookで記事を書いているのですが、まぁ快適です。そして楽しい。
Androidアプリが使えるのは知っていたけれど、ランチャーに最初からGoogleのPlay ストアがあるのには驚きました。とんでもねぇ。

今さくっとPlay ストア起動してみました。この雑なスクショよ。スクショとって、トリミングして、マシンに付属しているスタイラスペンをさっと取り出して手書きで注釈つけられる。この体験すごい。素敵。これについてはデスクトップでの利用超えているわ。素晴らしいわ。
それにAndroidアプリが使えるってことは、Kindleとかも使えるわけで、読書端末としても使い勝手が期待できるわけです。いやまぁ、正直これについては常用は厳しいんじゃないかと感じてはいるけれど(重さとバッテリーの問題から)。
でも試しにAndroidアプリ入れてみたら想像以上にサクサク動く、というかそこらのネイティブのAndroidマシンより快適なんじゃないかってくらいサクサクのヌルヌルで感動的。これはまぁ、4コアCore i5の力なんだろか。
苦労しそうなところ
これから使い込んでいこうと思っているのだけれど、苦労しそうだなぁと思うのはやはりキーバインド問題。特に自分なんかはUS派でEmacsキーバインドが好きででも普通のショートカットコマンドも使いたいよねって、まぁつまりMacのUSキーボードでできていることがそのままやりたいよね、という希望があるのだけれど、これを完全に満たすのは難しそうです。
Emacsキーバインドについては、先人たちの素晴らしい努力でだいぶ実現されているようなのだけれど、しかし既存のショートカットとの併存という点では見た感じまだ厳しそう。まぁこれはMacのコマンドキーに相当するものがChromebookにはないので致し方ない面もあります(でも検索キーがうまく使えればあるいは)。
あとはまぁ、やっぱりいざ開発に使おうとしたら、色々苦労するんだろうな、と。まーでも、自分は最近ハードはあまり触らないし(これはこれで寂しい)、ソフトもGUI絡むようなことはしていないので、けっこうなんとかなりそうに思っています。
日本でも流行らないものか
ということで、かなり遊べそうな感じがしていて、少しばかりテンションが上がっている。もっと日本でも流行って、そこそこのスペックのChromebookが売られるようにならないものですかねー。
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