(追記: いきなりナーフされている。毎日単位で品質が下がっている。一応まだプロンプトの工夫でなんとかなるが、できるうちにやっておけという感じ)
このサイトはイマドキ流行らない文字ばかりの殺風景なテキストサイトです。いや……でした。最近、ついにこのサイトでもアイキャッチ画像が作られるようになり、だいぶ賑やかになった。過去記事も含めて、順次更新していっている。まぁね、僕もブログ歴10年以上ですから、アイキャッチ画像くらい軽く作ってしまうんだなぁ。はい、全部AIです。
なぜアイキャッチ画像を作ってこなかったか
まぁそもそも、僕はアイキャッチ画像というやつについて、非常に懐疑的だ。英語だとfeatured imageというらしいが、日本語のアイキャッチ画像のほうが実態に即しているだろう。最近、XことTwitterでは、「外部リンクからタイトルを表示せずアイキャッチ画像のみ表示する」というイーロンマスク主導の嫌がらせ政策が実施されたが、これによって、意味不明な画像を添付したツイートみたいなのが激増することになった。これはアイキャッチ画像が、マジでアイをキャッチする以外何もしていなかったことの証左だろう。それに何の意味があるのか。
もちろんYouTubeなんかではサムネイルは非常に重要なので、ちゃんと作れば機能するのはわかる。わかるが、ブログの記事レベルでいちいちちゃんと作ってられるか、という話だ。そもそもブログはYouTubeのようなプラットフォームに展開しているわけでもないため、アイキャッチ画像によって人目を引く意味も限定的だ。
その結果、どこぞの素材サイトから適当に拝借してきたものをそのまま使ったり、頑張るなら文字入れしたりといった程度でお茶を濁すことになる。
素材サイトから適当なものを探すのはけっこう面倒臭い。慣れればそれなりに効率よくなるのかもしれないが、効率よくやったところで本質的に無意味と思うとやる気が出ない。そのうえ、コピーライトの問題もある。素材をどう使っていいのかを把握して適用するのはそこそこの難度だ。というかそこまでして使いたいとも思わない。
noteはこの問題について、プラットフォーム内でアイキャッチ画像、noteで言うところの見出し画像として使える画像を共有するという機能をつけていた。これはけっこう便利だったのだが、いつのまにか勝手に見出し画像が消されている、みたいなこともあった。で、定期的に消えてないかチェックしましょう、みたいなことも言われていて、こうなると非常に億劫だ(参考: 自分の記事の見出し画像がいつの間にか消えていないかチェックしましょう!|やらぽん☆のほほんゼミナール)。そんなこなんで、僕はnoteでも見出し画像を使わなくなった。
なんでこんなことが起きるかと言えば、自分のものではないからだ。これは本質で、素材サイトも同様だが、「他人の作った画像を借りている」という問題が本質としてあるわけだ。これは「すべて自分でコントロールできる」感覚が重要な個人サイトにとっては、根本的なところでけっこう痛い。まぁ有料素材サイトから買えばその限りではなかろうが、いちいち買えんわい。
というわけで、どうせ作るなら内容に即したものを自作しないといけないな、とか思うわけだが、まぁこれは当然のことながらめんどくさい。このサイトにはガジェット系の記事も多いから、適当に写真とって文字入れするだけという雑なアイキャッチ画像も最近は作っていたけれど、あれでさえめんどくさい。まぁそのめんどくさいことを頑張ってやっている個人ブロガーも世の中にはたくさんいるので頭が下がるが、僕には無理ぽ。
AI画像が解決した「適当なアイキャッチ画像」
そんなわけでこのブログはいつまでも文字だけの世界だった。それを変えたのが最近流行の生成AIだ。
しかし、最初からうまくいったわけではない。生成AIでアイキャッチ画像を作れるんじゃないか?ということはだいぶ前から着目していて、Stable Diffusionを使って何枚かのアイキャッチ画像を作ったことはある。しかし、これも実はけっこう難易度が高かった。
- 記事のキーワードを拾う
- プロンプトを考える
- 試行錯誤する
という一連の作業が必要なのだ。また、Stable Diffusion自体の学習コストもけっこう大きい。それで、「どうせ手間かけるなら自分で素材作って適当に文字入れするほうがええわ」という結論になった。
しかし、最近ChatGPTがDALL-E3と連携するようになって、生成AIによるブログのアイキャッチ画像生成はついに実用レベルに達した。
- 記事内容をコピペするだけで、キーワードを拾ってプロンプト考えていい感じの画像を作ってくれる
- コピーライトの問題を解決している
これは、ChatGPTが長い文章を入力できるようになったこと、DALL-E自体の品質が上がったことの相乗効果による。だいたい2-4枚つくれば、1枚くらいは「まぁいいか」と思える程度のものがある。まぁ、このラインは人によるだろう。僕なんかはアイキャッチ画像にはまるでこだわりがないため、「それなりに記事内容に沿っていればいい」程度だから、絵が破綻していなければよい。まぁ、時々難航する記事もある(商標が絡んだり、OpenAIの超厳しいコンテンツポリシーに引っかかったり)。
実際どんな感じのものができるの?ということこんな感じだ。
けっこう悪くないと思うが、どうだろうか。iPhoneでSuicaができるかもという記事の、スマホの中に電車があるアイキャッチ画像とか地味に名作だと思う。こんなん素材サイトに絶対ないし。一方で雑なイメージ画像もあるけれど、まぁこれはこれで。
などと書きながら、「この記事のアイキャッチ画像はAI製じゃなくてスクショやん」という話なんだが、それはそのほうがわかりやすいと思ったからね。当然ながら、AIで作らないといけないわけじゃないのでな。なんだかんだでAIに作らせるのもそこそこの手間はあるので、スクショのほうが楽だから、スクショで十分ならスクショでやるわな。
他にどんな画像ができるのか知りたい人は、是非うちのトップページを見に行ってね。適当にリロードしたらランダムで出てくるよ。灰色のやつはまだこれからのやつだよ。
記事内でサイトURL貼るの変な感じ。
ChatGPTへの頼み方
最後に、別にいらん気もするが、僕がアイキャッチ画像を作ってもらう時の頼み方を書いておこう。
以下のブログ記事のアイキャッチ画像を作成してください。商標を使わないようにしてください。アスペクト比はワイドで、高さが1024pixel、幅が1792pixelです。
以下ブログ記事
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この下にブログ記事の本文をそのまま載せればOK。あと4つ作れと言ってるのに2つしか作ってくれないことが多い(最初の頃は4つ作ってくれていたのに……)。
ついでに、できあがる画像はpngでそこそこ容量でかいから、webpに変換するのがオススメ。ChatGPTにやらせてもいいけど、僕はここは自分でやってる。Macだったら右クリック拡張できるよ。やり方は以下のChatGPTに書かせた記事を参照。
【Macユーザー必見】右クリックから画像をwebpに瞬時に変換しよう!
いい時代になったよね。
追記: 日々ナーフされている
この記事を書いたのはたった2日前なのに、もうナーフされている。実はこの記事を書いた時点で、既にナーフされていたんだが、今はもっと酷い。1日単位で品質が下がっている。
具体的には、読み込みアイキャッチ画像を作らず翻訳する、プロンプトしか作らない、作り直しを要求すると一から指示を求める(前は「作り直して」と言えば文脈から的確に判断していた)、作り直しで横長などの要件を忘れやすい(以前もちょくちょくはあった)など、なかなか酷い。ってか一度に読み込みできるトークンの量また減ってない?🤔
ChatGPTに限らずだが、どうもAI系は昨日できたいたことが今日できないということが多発する。できるうちにやるほうがいい。
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