カフェで一日作業すると、やればできる自分に気づける

僕は今失職して求職活動中なのだけれど、これはこれで普段とは違う経験ができるので悪くないものだと最近思っている。まぁあまり無職期間が続いてしまうのも考えものではあるが、今の所しばらく暮らしていけるだけの蓄えはあるし、これを機に自分を見つめ直すのは悪くない。

で、そういうわけだから平日が1日フリーになることもある。それで、友人といわゆるノマドカフェなるものに行ってきて、1日ほど缶詰になって作業していた。中々悪くないものだった。

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ノマドカフェというジャンル

ノマドという言葉が流行ったのはいつ頃だっただろうか。最近はもうあまり使わない言葉かもしれない。一時期はフリーランス万歳みたいな言説が流行っていた気がするが、最近は「フリーランス甘く見るな」みたいな記事のほうをよく見る気がする。まぁ案件を自分で取ってくるのもたいへんなことであるしなぁ。自分の気質と合う会社が見つかるなら、そこで正社員としてやるのが一番楽なのはそうだろう。とはいえ、最悪な会社に勤めるくらいなら、フリーランスで単発案件で受注したほうが傷は浅くて済む。

今後、人々の働き方も変わっていく、というより変わらざるを得なくなっていくだろう。特に今の若い人たちの意識は上の世代とまったく違う。40代はまだら模様という感じで、昭和的な人と進歩的な人の真っ二つという感じ(30代にも残念ながら昭和からタイムスリップしてきたのか?という人もだいぶいるが)。いずれにしても、時の流れには誰も逆らえない以上、世代交代は否応なく進む。

そうすると、リモートワークのような働き方も徐々に増えていくことだろう。基本は自宅で作業する人たちはこれからどんどん増えていくはずだ。

で、そういう人たち向けに作業場を提供する場所の一つに、ノマドカフェ、なんて言われるところがある。電源やWi-fiを完備し、また長時間作業することを前提にしたところで、飲食ではなく時間制でお金を取られたりする。

ちょっとお金はかかるが、気兼ねなく長時間居座ることができる、というわけだ。相場は場所によりけりだと思うが、だいたい2,000円もあれば一日中いることができる。

集中せざるを得ない環境

で、そのようなカフェに、僕も行ってきたのである。友人と二人、何もない平日に。僕は現在無職で、求職活動中なのであるけれど、さすがに毎日面接があるというわけではないから、なにもない平日、という日もあるのである。とはいえだからといって遊び呆けていいわけはなく、予定がないからといってやることがないわけではない。技術課題を出す企業もあるし、新しい技術を勉強する機会でもあるし、また個人的に友人と進めているプロジェクトもある。やることはいくらもある。

さて、ではわざわざ作業をカフェでする必要があるのか、というと本質的にはない。ないのだが、ならば家で集中してできるのかというと、これはまぁ色々と問題があることを、多くの人は理解できるだろうと思う。

まぁ家には何かと集中力を乱すものがあるし、ふとした時に掃除しなくちゃみたいな気になって延々と掃除をしたりもあるし。あとちょっと寂しいし。

そういうことで、適度な雑音もあり、また何か作業すること前提のノマドカフェのほうが、何かと捗るのではないか、ということで、まぁもくもく会に参加するようなノリで、行ってみたのだ。

結果は、中々よい。実際、それしかやることがない、という環境は強烈である。僕は、10時間ほどあるudemyの講義を一日で終えることができた。僕にとっては中々の快挙である。これを家でやるのは難しかったろう。

たまにはいいかもね

2,000円で1日集中できるなら、たまにはいいかもしれないな、と思った。なにより、「やろうとできるんじゃん」とわかったことは大きい。何も2,000円払わずとも、意思さえあれば僕にはできるのだ。

……ま、その意思さえあれば、というのが難関なのだけれど、まぁでも2,000円ってのは安くないしね。それだったら美味しいもの食べたいやん。そう思えば、「僕はできるはずだし、どうせお金を使うならもっと良いことに使いたい」という意識が働いて、その後、家でもちょっと集中できるようになった……気がする

まぁまた集中できなくなったら、2,000円払って一日缶詰になりに行くのもいいかもしれない。

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