アプリケーションに搭載したAI機能で継続しているもの、使わないまま破棄したものとそのパターン

虚無だなぁと思いながら、AIがコーディングしているのを見ています。というのも、AIに作らせた機能を、結局ほとんど使わないまま削除しているからです。どんなにAIが爆速で開発するといっても、使わない機能を作って削除するだけなのであれば、賽の河原積みの自動化ですね。エネルギーを使ってやることではないな。悲しい。

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このAIはいらなかった

悲しいので、なんで使わなかったんだろうということを、人間のなけなしの脳みそを使って考えています。

今回作って壊した機能は、個人的にダイエット・運動管理のために作った自作アプリケーション・Digital HealthにおけるAIコーチの機能です。この機能は、体重や睡眠、さらには運動記録などを読み込んで、まぁ励ましてくれたり、現状に合わせたメニューの考案などをAIがしてくれる機能ということで、なんかまぁパッと聞く感じモダンな感じするかなと思います。

実際最初作ったときは愉快だなぁと思ったんですけれど、見事に最初だけで、その後二度と使うことはないまま、邪魔だなこのタブと思うばかりで、結局邪魔過ぎるので削除しました。終わりだよ。

AIをずっと使っているパターンもある

安易にAI機能を入れたのがよくなかったんだろうか?しかし実は他にAI機能を入れてずっと使っているものがあります。

アイキャッチ画像生成ブルシット・ジョブ代行AIはいる

有用なAI機能の一つが、本ブログのアイキャッチ作成機能です。うちのサイトのしょうもない文字だけアイキャッチ画像は実はAIに作らせています。

AIが作っているので、やろうと思えばよくあるなんかすっごいミチミチした、局所的なコントラストはすごいのに遠目でみると濃淡のない、あの独特のAIイラストを使ったアイキャッチ画像も作れます。というか最初の頃はそういうの喜んで作っていたんですけれど、見ていてキモくなったのでやめました。

またAIをいつまでも使えるのか怪しいと思いはじめたのもあり、ローカルLLMでも出来る範囲にしようと考えて、HTMLテンプレートを流し込んで最低限の調整だけさせたうえHTMLを出力してそこになんとヘッドレスブラウザでスクショを撮影するというような感じになり、今のなんかしょっぱいアイキャッチ画像になっています。

まぁ元々自分がアイキャッチ画像なんかいらんやろと思っていたタイプなので、こだわりがないからそれで良いと思えるのはそうなんでしょうけどね。でも今のWordPressのテーマにせよnoteにせよ、アイキャッチ画像がないなんてありえない!と言わんばかりなので、仕方ないのだよ。

兎にも角にも、アイキャッチ画像生成とかいうクソめんどくさいブルシット・ジョブはAIにやらせています。

自動化するほどじゃないけど手動はめんどくさい操作代行AIはかなり有能

これだけだとあんまりなのですが、最近作った中で今後も使いそうだなと思っていてかつよさげなものもあります。

趣味で密かにやっているAIイラストの管理アプリなのですけれど、趣味がこうじてなんだか1000キャラクターくらい溜まってしまっています。で、その管理がけっこう面倒な状態です。

そこで、AIに「Aというグループに所属しているキャラクターデータのうち、illustoriousモデルのものをAnimaモデルにして複製したい。プロンプト等はそのままでModelや名称だけ変更したい」というようなことを言うと、AIがSQLiteのデータベースやOpenAPI定義を探索して、その処理のプレビューを見せて、こういうAPI処理をやっていいか?と聞いてくれます。で、OKしたら処理完了。

これはけっこういい体験です。私の謎の自作アプリの話ですけれど、何か面倒な作業をAIがアプリケーション上でAIがやってくれている、ということは伝わるかと思います。これは、ターミナルエージェントに、一回しかやらないけど手でやるのは面倒な、しかしスクリプト書くのも面倒なものをやらせるときのような感覚に近いですね。

地味にこのAIワークフローになるまで二転三転しており、ちょっと苦労したのですが、というか多分まだまだ改善の余地はあるのですけれど、良い体験だったので、この機能は続けるかも、と思っております。うまくいくようなら他アプリにもワークフローを転用するかもしれません。

AIプロンプターもそれなりに有能?

また同じアプリケーションでは以前より、「喫茶店の店員の動作を集めたプロンプト集」をワイルドカードにさせるとか、「xxという設定で、ここから想起されるキャラクター像を作ろう」とか、けっこうAI利用していました。そういった機能も有能です。「このキャラにでんぐり返りさせたいときのプロンプトって何?」とか、即アプリケーションに反映できる形にしたりね。

AIマーケターはいらない

一方でこれは使わなくなるだろうなーと思っているAI機能もあります。それはまたブログ管理アプリなのですが、アクセス解析をしてアドバイスするAIマーケターなるものをやってみたんですけれど、まぁたまにおもしろ半分で聞くくらいで、マジで何一つ参考にしていません。多分これはそのうち削除すると思います。邪魔だから…。

一方で、「10年くらい前にAに言及した記事を書いたと思うんだけどどれだったか探せない?」というような機能はそのうち作るかもしれません。あとタグやカテゴリの構造をまるっと変えたい時にも多分AIのちからを借りるでしょうね。

アプリのAI機能のいるいらない分岐点

こうして考えると、何かアプリケーションに搭載するAI機能のうち、必要なものとそうでないものは、何か特徴があるように思われます。

必要なAI機能とはズバリ、やりたいことが何か明確であることです。一方で不要なAI機能とは、なにをしたいのか自分でもわからんものです。

やりたいことが明確で、かつ自分で一生懸命やればできるのはわかっているが、それがすっごいめんどくさい、という時にAIに自動化させる、これはハマります。一方で自分でも何がしたいのか正直わからん、でもAIならなんかいいこと言ってくれるんじゃないか?これは沼です。沈みます。

まぁ考えてみれば、バイブコーディング自体がその最たるものなんじゃないでしょうか。自分でも何がしたいのかわからんアプリは、AIに作らせたところでクソアプリ確定演出。一方でもし価値があるとすれば、自分の中でやりたいことが明確で、それを実現できるアプリでしょう。

そして、AIは自分が出来ていたこと以上のことは出来ません。それは特にAIプログラミングなんかやってると痛切に感じます。正直最近しばしば凹んでいます。それがなぜかは、このブログで何度も書いたAIプログラミングやらかし記事を見ればわかるでしょう……。

そしてこの記事もそういうやらかし記事の一つなのです。意味のない機能を作り、そして壊した。時間とエネルギー資源を無駄にしたことの告白です。そのせめてもの供養には、なったでしょうか…。

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