[最終更新] 2016年11月16日
Seagateのハードディスクが壊れてしまい、Western DigitalのHDに交換しました(「ReadyNasの調子が悪いと思っていたら、Seagateのハードディスクがお亡くなりになっていた : 或る阿呆の記」)。
ハードディスクの不調から交換の流れ
Webの管理画面から、不調なハードディスクのチャネルを確認します。本体を見ると、チャネルに相当する番号のインジケータが消灯しているので、わかりやすい。交換作業はとてもスムーズで、「ReadyNAS® 104 4ベイ デスクトップ型ネットワークストレージ(ベアボーンタイプ) RN10400 | 46,600 円 | ネットギア【NETGEAR】」にあるハードウェアユーザーズマニュアルの通りです。ホットスワップ対応のため、電源を投入したままの状態で、当該ハードディスクを抜き出し、交換し、挿入する。それだけです。2TBのハードディスク4本でRAID-5、実際に使用している容量が2.5TB程度の状態で、再構築に36時間ほどかかりました。エラーも消えて、不調なく動くし、満足です。次に死ぬのは、どのハードディスクかな?
NASの便利さよ
LinuxでソフトウェアRAIDを組むのは簡単です。以前は自分でやっていました。幸いなことに、ハードディスクの破損には見舞われることはなかったのですが、もしあったら、たいへんだったろうなと思います。インストール時にRAIDを構成するのは簡単になり、初心者向けの特集でもよく紹介されていますが、実際に破損が起きて、交換、再構築する手順となると、ハードルが上がります。mdadmコマンドを使ってゴチャゴチャとやることになるのでしょうが、いかにも面倒です。そのことを思えば、何も考えずに、抜いて挿すだけ、RAID対応のNASは便利ですね。
RAIDはバックアップではありませんので、別途バックアップを取る必要はあります。しかし、こうしてハードディスクの不調の憂き目に遭いながらも、データを壊したり、データの移行作業なしに復旧させることができたのは、RAIDのおかげであり、嬉しいことです。データの損失もありません。ハードディスクが壊れたのは嬉しくありませんが、まぁハードディスクは消耗品ですから、RAID + バックアップのシステムは、家庭レベルでもやっておきたいですね。
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