独自ドメインに移行してから二週間が経過しました。通常、サイトアドレスが変更となった場合は、旧ウェブマスターツールであるGoogleのSearch Consoleより移転ツールを使用するのが常道です。しかし、Livedoorブログで通常利用している人間がそれを使用すると、「ルートレベルのドメインとサブドメインのみに制限」とにべもなく言われて、使えません。
アクセス数が半分
blog.livedoor.comの所有者でなくては引越しツールが使えないわけです。もちろん私にそのような権利はありません。それで、Googleにサイトアドレスの変更を伝えることができませんでした。同じアカウントで管理しているのだから、察知してくれてもよさそうですが。それとも、察知はしてくれているのかな。
さて、それでしばらく様子を見ていました。最初の一週間は、アクセス数に変動らしい変動も見受けられませんでしたが、変化は突然現れました。端的に言うと、ある日セッション数が1/3程度に落ち込み、その翌日は1/4程度にまで落ち込みました。その後セッション数はやや回復し、現在は半分程度で推移しているようです。
このブログは、ソーシャルサービスからの流入はほとんどなく、検索エンジン頼みの、ネット上の孤島のようなところですので、Googleの匙加減一つでアクセス数が大きく変動します。サイトアドレスの変更を正しく伝えることができれば、このような減少もなかったのでしょうが、まぁ仕方ありません。続けていれば、そのうち以前と同じくらいには戻るでしょうか。
それとも、これはいわゆるドメインそのものの評価の現れなのかな。Googleの評価においては、コンテンツの内容そのものはもちろんですが、ドメインも重要であると聞きます。今まではblog.livedoor.blogとしてGoogleに評価されていましたが、これからはhack-le.comとして評価されます。現在hack-le.comの評価はないに等しいはず。であるとすれば、アクセス数は戻らないのかもしれないし、戻るのかもしれないし、あるいはもっと増えるようになるのかもしれない。こういう影響があるのだとすれば、今後のアクセス推移が楽しみです。増えなかったら悲しいですね。
新規セッション率が久しぶりに高い
当ブログは偏った記事が多いせいか、新規セッション率が低く30%程度でした。なにかしらの関心あるキーワードのうち、いくつかのキーワードにおいて、検索エンジン上で当ブログの記事が繰り返し表示されているのだと思います。あるいは、サイト自体を訪問してくれている人も、少ないながらいてくれているのでしょう(嬉しいことです)。それが、アクセス数の激減に合わせて、90%近くまで上昇しました。
まぁ、これは新規セッションの数え方で、本当に新規の人が増えたというわけではないと思います。どのように新規をカウントしているのか、その詳細についてはわかりませんが、現象から考えると、ユーザーが過去に訪問したサイトアドレスとの照合でしょうか。検索エンジン上で旧アドレスがだいたい消え、新たなアドレスがGoogleに認知されたということです。
とすれば、この新規セッション率も徐々に下がっていき、最終的に以前と同程度になるのではないかと思うのですが、さて、それにどれくらいの時間がかかるかな。これにかかる期間がどれくらいかで、当ブログの実質的なリピーター率というのが、朧げながら見えてくるように思います(新規セッション率そのものは、二年以内の再訪でリピーターとみなされるようです。これは感覚的にはかなり長いように思えます)。
ところで、新規セッション率30%はちょっと低すぎるのではないかと常々感じていました。それはつまり、私が同じようなテーマの記事ばかりを書いているということで、畢竟私自身の変化の無さを象徴しているように思えてならないのです。それは必ずしも悪いことではなかもしれませんが、今の私の心境からいくと、ちょっと残念なことなのです。だから、恐らくまやかしとはいえ、新規セッション率の上昇はちょっと嬉しかったですよ。
まぁ色々とゴタゴタしていますが、何かをして何かが起きる、というのは、なんであれ楽しいものです。
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