Evernoteは便利なアプリです。私は毎日の食事をEvernoteに保存しています。Evernote Foodという支援アプリの使い勝手はなかなかで、あまりITに関心のない人でも、Evernoteに撮り貯めた食事履歴を見ると、「これってなんてやつ?」と興味を示す人がけっこういます。また、デジタル的な日記もEvernoteに保存しています。Webで気に入ったコンテンツも保存しています(意外と読み返す)。
そんな私はプレミアム会員です。プレミアム会員になると、月に使えるアップロードの容量が4GBになります。ですがそこまでの容量を使っていないので、なんとなくもったいなくなり、全文検索もあることだからと、電子書籍のデータを突っ込んでみました。あっという間に容量が膨れ上がり、これを同期すると、少なくともノートパソコンには荷が重い。スマートフォンのオフライン機能は、オフラインで使用するノートブックを選べるのでよいのですが、PC版にそういう機能はない。
仕方なくEvernoteのクライアントアプリを削除しました。しかしやはりEvernoteはクライアントアプリがあったほうが便利であり、プレミアム機能をフルに使うために不便になったとあっては、なんだか本末転倒な気がします。クライアントアプリにもオフラインノートブックを選択する機能があればよいのですが。
結局、削除してから3日ほどで、またEvernoteのクライアントアプリを再インストールしました。その際にもちろん重い電子書籍データはEvernote上から削除しています。まぁ、これはもはや自己満足であり、実際のところ使わないし、役に立たないだろうと。別にアップロード容量を埋めるためにプレミアム会員になったわけではありませんので…。
今回のことに関して改めて思いましたが、Evernoteは使い方の難しいアプリです。情報は放っておけば価値がでるようなものではありません。闇雲に保存していくだけでは、ただただ無駄に重い劣化Googleが出来上がるだけでしょう。少なくとも、自分の公的書類を一元管理するとか、そういう使い方には向いていることはわかっていますが。
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