[最終更新] 2016年7月31日
世間で待っている人はあまりいなかっただろうけれど、一部の人間が待ち続けていたMac miniの新型がついに発表されました。Mac mini 2014、だいたい予想通りのマイナーアップデートです…が。CPUにクアッドコアのモデルがありません。
ついに出たMac mini 2014
私のMac mini 2012はCoire i7 2.3GHz クアッドコアですが、同様のモデルが今回はCore i5 2.6GHz デュアルコア、のようです。Ivy BridgeとHaswellの違いはあるにせよ(特にグラフィックで顕著なのでしょうか?)、どうにも魅力を感じないのは私だけではありますまい。一方、メモリが8GB標準になったことはよいことです。とはいえ、今度はメモリが半田付けされていて自分で換装できなくなっているという話も聞かれ、そうだとすれば2012モデルよりもよくなったとは一概に言えないでしょう。2012はSSD換装も自力で可能でしたが、2014はどうなるか?コンパクトなサイズでありながら必要なカスタマイズ性は残しており、またグラフィックを重視しないデスクトップマシンとしては十分な性能を持っていることがMac miniの魅力でしたが、今回それらの魅力が随分と削がれてしまったかもしれません。
とはいえそれなりの性能はありますし、既に2012モデルを持っている人間からしてみればあまり魅力を感じない製品であるものの、現在Mac miniを持っていない人がこれから買うにはよいでしょう。しかしメモリとSSDに拘る人であれば、もし噂通りカスタマイズ性がなくなっているとするなら、やや高い買い物になってしまいそうです。
今回のMac mini 2014と旧型2012の違いについては、早速わかりやすい解説記事がありましたので紹介しあmす。「新型Mac mini(Late 2014)、旧型(Late 2012)と比較~知っておくべき重要な違いと性能差 – こぼねみ」。
iMac Retinaのインパクト
さて、もう一つ発表されたのが、出ると噂されながらもまだ時期尚早ではとも囁かれていた、iMac Retina 27インチです。やや残念感のあるMac miniとは対照的に、こちらの製品はまったく申し分ない。5Kディスプレイを搭載しながら、ハイスペックなハードウェア性能をもち、それでいながら26万円とは。1TB Fusion Driveも魅力的ですね。これでメモリを自力換装できれば言うことないのですが、そこはどうなるか。この性能でメモリ8GBはややバランスが悪いようにも感じます。そういったところをを踏まえても、安い。もちろん26万円とは昨今のPC市場において安い値段ではありませんが、モノを考えると十分に安いと言えるでしょう。なにしろ先月出たDELLの5Kディスプレイが2500ドルですから、それと同じ値段でこのクラスのハードウェアがついてくることを考えれば、やはり安い。では買うかと言われるとそれはまた別の問題で、特にグラフィックを重視する作業をしていない私はMac mini 2012で必要十分なのでした。しかし最近3Dに興味が出てきたので、いずれiMacやMac Proが必要だと思えるようになりたいものですね。
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