Appleからのネグレクトぶりを見ると、多くのMacユーザーはデスクトップマシンにiMacを選んでいるのだろうと思われるが、私はMac mini 2012を愛用している。これの良いところの一つは、ディスプレイを自分で選べることである。
張り切って購入した29インチのウルトラワイドディスプレイを3ヶ月で破損させてしまってから半年。性懲りもなくまたディスプレイを買ってしまった。今度は解像度2560x1440、サイズにして31.5インチの大型ディスプレイである。iMacよりもでかいのだ!
Mac mini拡張計画
初めて購入したMacはMacBook Air 2010。それがあまりに勝手がよかったものだから、デスクトップもMacにしようと思い、Mac mini 2012を購入して早5年。Ivy BridgeとはいえクアッドコアのCore i7ならば今でも十分使えるものなので、性能的には問題ないものの、現状で問題ないところが問題だなどとわけのわからない理由でマシンを新調しがちな私が、こんなに長く使い続けるとは思わなかった。
これというのも、メモリやストレージを簡単に換装できるようになっているからだ。たったそれだけの拡張性でも随分と違うものだ。マシンを新調したくてウズウズしてきたら、適当に中身を入れ替えればひとまずおさまる(「500GBクラスのSSDを購入 – 或る阿呆の記」)。
だいたい半年毎にこの病は発症する。そして今回はディスプレイである。
懲りずに大画面ディスプレイ。iMacよりでかい
実はディスプレイは去年も購入した。LGの29インチのウルトラワイドディスプレイである……そして3ヶ月で壊した(「Mac mini 2012 + ウルトラワイド液晶ディスプレイとその使用感 – 或る阿呆の記」)。
あの時は本当にショックだった。未練がましく、もう使えないディスプレイを部屋の片隅にずっと置いていた。とても邪魔だった。心の整理がついて、捨てられるまでに三ヶ月を要した。私は小さい男である。
その経験があるので、ディスプレイの購入はちょっと躊躇われたのだが……性懲りもなくまた買ってしまった。
今回購入したのがこの、前回買ったウルトラワイドディスプレイの上をいく、解像度2560x1440にして31.5インチという大画面、AcerのEB321HQUBbmidphxである。Acerのディスプレイを購入したのは10年ぶりだ。この価格帯で2560x1440、さらに31.5インチというのは他にない。
それとケーブル。Mac miniでフルHDを超える解像度を出力するには、Thunderbolt 2のポートからDisplay Portに繋がなくてはならない。まぁケーブルは、前にウルトラワイドディスプレイを購入した時のものの使い回しなのであるが……。………。
それにしても、でかい。圧巻である。Retinaでこそないものの、iMacよりも大きい。あまりに大きいので、ディスプレイの台にMac miniが縦置きで乗る(縦置き用のスタンドがいるが)。もはやiMac超えではないのか、などと考えて一人悦に浸っている。
せっかくなので写真を撮ってみたが……。

大きさがいまいち伝わらない。ディスプレイ裏にMac miniがある
大きさの比較のために、31.5インチディスプレイとこれまでに使っていた23インチディスプレイを並べて見たが、遠近感のせいなのかイマイチ大きさが伝わらない。学生時代、美術で2をとったことを思い出した。なんとなく茶目っ気を出そうと思って、23インチディスプレイには、Fire TV Stickを挿して、今Amazonプライムビデオで楽しませてもらっている勇者ヨシヒコを映してみたが、私という人間の阿呆ぶりが露呈されているようでなんだかなぁという感じで、何かやるせなくなってきたが、といって撮り直そうという気もしないのであった。
まぁとにかくMac miniはディスプレイも選べて実に楽しいという話。今夏で五度目の夏だけれど、なんとか乗り切ってほしいものだ。乗り切れなかったらどうしようか……。Appleが素晴らしい新型を出してくれたら何の問題もないのだけれど…期待しないほうが、いいのだろうね。
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