2022年1月19日 マイナスをゼロに戻す仕事の憂鬱

昨日に続いて、今日のこと。

  • クロスプラットフォームの考え方
  • VPNの愚痴
  • 独学大全
  • 休憩がてら見たYouTube動画、しくじり企業シリーズの山一證券とか

狙っていたわけではないのだが、マイナスをゼロに戻す仕事の悲哀を感じている。

クロスプラットフォーム

友人が上司に「UIでOSの差分を吸収しろ」的な指示を受けたらしく、そんな作業は不毛ですよと説得するための資料作りという、とても可哀想な仕事をしていた。自分もかつてその手のことを言う人種とやっていたことがあるので、苦労している姿が目に浮かぶようでつらい。

Webブラウザの機能に着目し、機能の有無に応じてフォールバックを行い、何かしらの形でコンテンツを提供できることが望ましいという考えが広まっています。これが「クロスブラウザ」です。

もう8年以上前の記事だが、クロスなんちゃらっていうのは、だいたいここに書いてあるとおりの考え方であるべきと思う。スマホのアプリだって、AndroidとiOSで微妙に挙動が違うなんてのは当たり前の話。

友人の仕事は不毛だが、唯々諾々と上の言うことを聞くのは大いなる無駄なので、不毛だけど正しい仕事ではある。こういうマイナスをゼロに戻す仕事はしんどい。つくづく、マイナスの人がいると疲れる。

社内VPNの苦労

今日もVPNに泣かされている。VPNに繋ぐことで、不可解な挙動が多く起きる。ECRにイメージをアップロードするのが途中で止まるようになったり、Microsoft Teamsに画像をあげられなくなったり……ああ、こうしてかくと、どうやらアップロード系で不具合が多いのか。

さらに不可解なのは、社内にはVPNの系統が大まかに2種類あるのだが(なんでやねん)、片方はイメージのアップロードはうまくいくが踏み台サーバへのsshが失敗する、片方はその逆、というような状況になってしまっていることだ。おまかんなのかもしれないが、とても原因を追求する元気はなく、VPNを適宜切り替えて使っている。

VPNは生産性を落とすばかりで、何の恩恵もないと思う。これもまた、生産性のない仕事である……。

Audibleで独学大全

今日も独学大全を読む……というか聞いている。今は第4部の実践編とでも言うべきところを聞いている。既に1週したので2週目なのだが、漫然と聞いていたためか、なんだか初めて聞いたような気もする。というか、この本は図を見ることが大事なので、聞いているだけでは効果は半減だろうと思う。それにも関わらず聞くのは、実際に読むだけの時間が取れないからだ。

さらに言うと、自分にとってこの本はやる気を引き出すための自己啓発本的なところがある。この本で繰り返し問われることは、何故学ぶことをやめないのか、そして何を学びたいのかだが、この問いはいつも僕を初心に引き戻してくれる。

YouTube

最近よくしくじり企業の動画を見ている。

カーシェア投資

このシリーズの動画の企業がやらかしている時の曲好き。

それにしても、詐欺って本当にいろいろあるもんだなぁと感心する。コメントにも似たようなのあったけれど、この行動力と知恵を全うな方向に使っていれば……と思うけれど、それだと儲からんのが世の常なのかもしれないね。

ユーザー目線の話をすると、動画のとおりでノーリスクハイリターンで手間がかからなくて誰でもできる儲け話なんてないですよ、という当たり前の話ではある。「リスクがどこにあるのか注視」といううp主(この言葉はYouTubeではまだ使われている言葉なのか)の言葉は金言。

山一證券

受け入れられた号泣会見の山一證券。これはずっと気になっていた。さすがに山一證券、大物だけあって前後編だぜ。

これ見ると、1960年代で既に数百億円(しかも当時)の債務超過だったんやね。むしろそこから滅びるまで30年以上かかっていたのか……。というか、80年代には大復活してこの世の春を謳歌している。バブルってすごいね。結局、景気の好不況の波に踊らされた企業なんやなぁ。都合の良い楽観主義があったと思う。

山一證券といえば「社員は悪くありません」が有名だが、僕なんかは社員が悪くないわけないやんと思う。トップが責任取るのは当たり前だけど、そのトップは下々に支えられてトップとして君臨しているのだから、その悪いトップを自らの選択で下支えしている社員が悪くないとは言えないだろう。自主廃業2日前に今が最安値だって自社株買うのも、簿外債務を知らないとは言え、いくらなんでも無邪気過ぎる(ってかこの頃の日本人は株買っていたんだなぁ)。

最後の野澤社長がババ引かされたのはそうなんだとは思うし、人柄は実直なのかもしれないが、しかしあの状況でババ引かされるということ自体が、仕事人としては一つの結果だったのだろうと思う。まぁその後特に逮捕されることもなく、今もどこぞの相談役らしいので、正直者としては全うできたほうじゃなかろうか(それにしてもこれの旧経営陣が執行猶予付きでホリエモンが即実刑なのは、日本の闇としかいいようがない)。

僕は物心ついたときから失われ続けた日本で生きてきたので、こういう冷めた感想になるのかもしれない。転職も何回もしているし、会社が潰れたからってだから何って感じ。自分の自由意思でもって会社を決めたのだから、会社がどうにかなったら自分の就職も自分で責任取るのが当たり前だと思うし、社長に泣かれる筋合いはない。

とはいえ、野澤社長含むこの大企業のしんがりをつとめた人たちに対する敬意みたいなのはあって、山一證券最後の12人はそのうち読みたい本の一つ。

Amazon Primeだと映画版もあるのだが、そちらのタイトルは山一證券最後の聖戦となっている。バブル崩壊という社会的情勢があったとはいえ、自分たちの不手際でさんざん迷惑かけた末の自業自得の戦いを聖戦というのもどうだろうかとちょっともにょる。これもそのうちに見るつもりではある。

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