2019年8月25日〜8月31日の読書と振り返り…最悪の一週間

読んだ本は以下だけ。

  • Jonh E. Kelly III, Steve Hamm / スマートマシンがやってくる
  • 井上明義 / 「持ち家」という病

ゆっくり本を読むような気分ではなかった。ここのところはずっとそうだが、今週は特にひどい。最悪の一週間だった。

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読書

John E. Kelly III, Steve Hamm / スマートマシンがやってくる

三木俊成翻訳。

IBMの人が書いた本。実際、本書で提唱されるコグニティブ・コンピューティングについて調べてくるとIBMが見る未来〜みたいな記事ばかりがヒットする。ただ、それがなんなのかは説明されていない。

コグニティブ、すなわち”認知”は、ヒトのヒトたる所以の能力だと、プログラミングをしていると思う。コンピュータのパターン認識と、ヒトの認知には大きな隔たりがある。コグニティブ・コンピューティングという言葉には、その隔たりをなくすような意味合いが込められているように思う。

……しかし、その具体的な道筋が、本書を読んでも見えてくるわけではなく、将来はこんなことできるかもしれないね、ということがひたすら並べられているように感じられてしまい、面白い本ではなかった。途中からほとんどななめ読みになってしまった。

井上明義 / 「持ち家」という病

今の「持ち家」の価値観は、戦後に国が意図的に作り出したものだということ、土地信仰の崩壊についてこれでもかと書かれている。図書館で借りて読んだのだが、時間をかけて読み込んでもよかったかもしれない……が、まぁこの手の話はネットにもだいたい情報は出ていそうだし、まぁいいか。

僕自身は賃貸派である。というのも、人生で同じ箇所に6年を超えて定住したことがないからだ。なので、そもそも持ち家に必要性を感じない。小学校を3つ、中学校を2つ経験しているし、働きだしてからなんて一箇所に留まったのは長くて2,3年くらいじゃなかろうか。とにかく何度も引っ越しししている。僕はミニマリストに憧れがあるが、引っ越しのたいへんさが身に沁みていることがその一因かもしれない。

なのだが、うちの両親がこの病にかかっているのである。実際、これまでに何度も家を買ったり売ったりしていて、その中にはハズレもあり当たりもあったのだが、最後に残した家は、少なくとも当たりとは言い難い家だった。ただまぁ、そこに至るまでには当然色々な事情があり、特に僕の教育環境を整えるためというものがあったから、僕からはなんとも言えない。しかし、今ある家に両親は満足していないことは事実として問題である。

であれば、別の家に引っ越せばよいのだが、持ち家信仰が壁となっている。還暦を迎え第一線を退いた両親に、既に新しい家を買うような経済的余裕はない。当たり前だが。実際のところ賃貸しか選択肢はないと思うし、それは幸福度になんら影響を及ぼさないものだ……と思うものの、そういう主張をするためには僕も勉強せねばならないため、この本を読み、まぁ色々と書いてあったが、この信仰は「作られたもの」で、既に状況は変わっている、ということが確認できただけでよかった。

しかし、厄介な信仰を作ってくれたものである。信仰は理屈を超えているからなぁ……。

振り返り

最悪の一週間

激動の一週間だった。とても書く気になれないが、僕の人生の中でも最悪の経験だったことは確かだ。酷く落ち込んで、何も手につかなかった。

しかし、何もしないわけにはいかない。僕はもうすぐ職を失うからだ。まぁ、それ自体は別にいい。もはやいい。ただ、そういうことではなく、僕は自己嫌悪と人間不信に苛まれていた。そんな僕を心配してか、仕事で東京に来ていた父が、珍しく飲みに誘ってくれた。

父が僕くらいの歳の時、立派に家庭を持ち、二人の子供を育てていたのに、僕ときたら情けない。けれど、とても有り難かった。何を話したかは、あまりよく覚えていない(飲んだ時の話なんて、どれだけ覚えている?)。ただ、いつでも帰ってきたらいい、ということは言ってくれた。むしろ母は帰ってきてほしいようだ。家族とは有り難いものだと思う。次の日、気持ちが少し落ち着いていた。

求職活動

色々な意味で疲れてしまったが、次への希望だけは持ち続けたい。ちょっと、あまりにもしんどいことがたくさんありすぎたので、業界は変えようと思う。いや、もちろん職種はITエンジニアだが。今どきITシステムのない業界などないから、業界を選べるのはITエンジニアの強みだと思う。

そして、次は少し規模感のあるところに行こうと思っている。それこそ、行けるのであればみんなが知っているあの企業、みたいなところでも。そういうところは、比較的マトモな可能性が高いだろうし、なんといってもやり方が確立している。僕はあまりに自由にやりすぎていた。一度、真面目なやり方(あるのか?)を覚えたい。

尖兵として出した求人応募の第一陣は、書類審査で弾かれること多し。ただ、職務経歴書を書き換えたら、もう少し善戦できたのでは?とも思う。僕のキャリアはストレートではないが(むしろこれ以上ないほどにねじ曲がっているが)、興味を惹けるものではることは間違いないのだ(エージェントの人も驚いていた)。もちろんそれはスキルの証明にはならないのだが、僕はずっとソフトウェアの勉強と実践を、業務でもホビーでも続けてきた。そこで得た知識と経験は、プロフェッショナルとまではいかずとも、役に立つはずで、そこらへんアピールすればちょっと変わるかもしれない?とにかく試行錯誤だ。

コーディングテストの受講を要請してきたところがある。これは一つチャンスをもらったということだ。このチャンスをうまく活かしたいが、いずれにせよ今後、こういうことはあるだろうから、アルゴリズムとデータ構造を、ここいらでちゃんと勉強したい。ずっとやりたいと思っていた。いい機会だ。

諸々の手続き

失職にあたって、保険、年金、失業保険の申請など、やるべきことを洗い出している。まぁとにかく色々なものを申請しないと、行政は税金を取る以外何もしてくれないわけで、落ち込んでいる暇などない。

一つへぇと思ったのは社会保険の任意継続という制度で、これは今までの社会保険を次の就職まで最大2年間は自分で払う、というものなのだが、驚くべきことに計算すると国民健康保険より安かった。

もちろん普通に考えれば社会保険のほうが高いのだが、ここに一つからくりがある。保険料を算出する際には標準月額報酬というものを用いるが、失業者は、この値に上限があるのである。それは国民健康保険の上限よりもずっと下だ。

したがって、国民健康保険と社会保険、どちらの負担が大きいかは、収入によって異なるわけだが、僕の場合は社会保険を任意継続したほうが安いというわけだ。こんな仕組みがあるとはねぇ。へぇ。

それにしても、この手の手続きのほとんどがいまだに郵送ベースなのはウンザリする。特に社会保険の任意継続には協会けんぽとのやりとりが必要になるのだが、わざわざこちらで印刷したものを郵送し、なんとあちらではそれを機械で自動読み込みするという、悪夢みたいなことをしているようだ。恐らくその他の手書きベースの人たちと同じ業務フローに落とし込みたかったのだと考えるが、部分最適化に走って全体最適化が進まない一例にしか思えない。。。

まぁ実際、世の中にはコンピュータが扱えない人が本当に多いものである。もしこれが解決できれば、日本の労働生産性は世界トップになるのではないか……。

ハードディスクが壊れiPadは不調

ついていない時にはとことんついていない、ということだろうか。iPadが放置していると勝手に何かバッテリー切れまで発熱し続けるという謎の不具合に見舞われた。最初はウィルスかとも思ったのだが、ファクトリーリセットをしても変わらないし、Touch ID機能も死ぬし、なにかハードウェア的な問題なんじゃなかろうかと思っている。まぁ4年半ほど、ほぼ毎日使っているわけで、十分もったといえばそうなのだが、何もこんな給食中に……。

NASもハードディスクが一台逝った。まぁ5万時間近いハードディスクが3本あったので(1本は既に死去)、どれか1本くらいは逝ってもおかしくない。……しかし、僕はSeagateとWestern Digitalを2本ずつ揃えていたのだが、見事にSeagateから逝ったねぇ。

そして私はダサいことに入れ替え手順をすっかり忘れていて、あれやこれやと見当外れのことをしているうちに、NASのファクトリーリセットをしてしまったがために、復旧にとんでもない時間があっかる羽目になってしまった。

しかし……ハードディスクもすっかり安くなったなぁ。2TBハードディスクが、容量当たりの単価で割高になってきた。2TBのハードディスク4本よりも、6TBのハードディスク2本でRAID 1したほうが良いかも。耐障害性考えても。

……ということで、どうせリセットしてしまったので、色々やり直そうと思い、3本のRAID-5で組み直し、1本はスペアにすることにした。データのバックアップもうまくいっていることがわかったし、手間はかかったけれど、まぁいいか。

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